ニュータイプ覚醒前から怪物!『ガンダム』アムロ・レイによる「圧巻の神業シーン」3選
マグミクス / 2023年2月28日 6時10分
![ニュータイプ覚醒前から怪物!『ガンダム』アムロ・レイによる「圧巻の神業シーン」3選](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/magmix/magmix_140747_0-small.jpg)
■神がかった操縦センスの持ち主
TVアニメ『機動戦士ガンダム』、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主人公アムロ・レイ。言わずとしれたガンダムのメインパイロットで、『機動戦士ガンダム』の劇中でニュータイプとして覚醒し、ジオン公国軍の強者たちを圧倒した人物です。ガンダム作品において「彼こそが最強」と思うファンも多いのではないでしょうか。
そんなアムロの強さに「ニュータイプ」としての能力は外せませんが、実はニュータイプとして覚醒する前から、アムロはとんでもない操縦技術を披露しています。そこで今回は、ニュータイプ覚醒前の序盤のアムロが見せた、信じられない神業をご紹介します。
●周辺への被害まで考慮した繊細な操縦!
機械いじりが好きな少年アムロ・レイの初陣の相手は、サイド7に侵攻してきたザクIIでした。ジオンの無慈悲な攻撃を止めるためにガンダムに乗り込んだアムロは、拾ったマニュアルを見ながら操縦。案の定、最初はおぼつかない動きでしたが、圧倒的な機体性能差もあってジーンが乗るザクIIに勝利を収めます。
それだけなら「よくあるロボットアニメの第1話」といった感じですが、アムロが本当に凄いのはここからです。撃破したザクIIの爆発でコロニーの壁に穴が開いたことを憂慮して、続いて襲ってきたデニムが乗るザクIIは、周辺への被害まで考えて戦います。そしてビーム・サーベルで的確にザクIIのコクピットを貫き、爆発させることなく倒すことに成功しました。
とても初めてガンダムに乗って戦闘したとは思えない、アムロの冷静な判断力と繊細な操縦技術に驚かされた場面でした。
●飛来するミサイルをライフルで迎撃!
続いて、サイド7を出たホワイトベースを狙い、ジオン公国軍がミサイル攻撃を敢行した場面でのアムロの操縦にも目を見張るものがありました。
ホワイトベースの回避運動が間に合わないと思いきや、ガンダムに乗っていたアムロが飛来するミサイルを捕捉。高速飛行するミサイルを、ビームライフルで撃墜するという神業を披露します。
それも2発のミサイルに対し、アムロが発射したビーム・ライフルはわずか3発のみ。大きなターゲットならともかく、高速で飛ぶ小さな飛翔体を3発で落としたアムロの射撃精度は驚異的です。しかも、このときのアムロは、まだ初陣を終えたばかりでした。
■強敵シャアとの戦闘にも早々と適応
アナベル・ガトーも「連邦の白い悪魔」と呼んだアムロの愛機「RG 1/144 RX-78-2 ガンダム」(バンダイ)
●シャアと同時に複数機に対応!
アムロ・レイのライバルとして有名なシャア・アズナブル。「赤い彗星」の異名で知られるシャアは、連邦軍にまでその名が轟く、エースパイロットです。「赤い彗星」の存在を察知したパオロ艦長が、即座に逃げる判断を下したことからも、いかに恐れられていたか分かります。
アムロにとっても、最初の頃は手も足も出なかった強敵でした。しかし、ルナツーの基地を巡る3戦目の対戦で、早くもアムロは連邦軍が恐れる赤い彗星と好勝負を繰り広げます。
シャア専用ザクIIが振り下ろしたトマホークを、アムロはガンダムのビーム・サーベルで受けとめ、その態勢のまま、もう1本のビーム・サーベルを左手で抜くと、背後から迫っていた別のザクIIのコクピットを貫くという離れ業を披露します。
ガンダムの機体性能がいかに優れているにせよ、連邦軍が恐れるシャアと戦いながら、別の敵機にまで対応した視野の広さと機敏な対応力には脱帽です。それもシャアとの3戦目の出来事なので、アムロの急成長には驚かされます。
続くシャアとの4戦目でも、当たり前のようにシャアと対峙しながら別機体を相手にしていたアムロ。かつて「モビルスーツの性能の違いが、戦力の決定的差ではないことを教えてやる」と言っていたシャアも、「腕が上がってきたようだな、このパイロットは」とアムロに対する評価を改めています。
* * *
序盤からこんなに強かったアムロは、地球に降り立ってからもランバ・ラルや黒い三連星といった強敵と激闘を繰り広げ、パイロットとしての技量と経験を積んでいきます。そして再度宇宙に上がってからはニュータイプとして明確に覚醒し、もはや誰も太刀打ちできない本物の怪物へと進化を遂げました。
しかし、アムロ・レイの人並み外れた強さを支えたのは、持ち前の操縦センスとニュータイプ能力だけではないでしょう。ランバ・ラルのグフを撃破しながらアムロは己の未熟さを受けとめ、「僕は……あの人に勝ちたい」とつぶやいたシーンからも分かるように、飽くなき向上心と努力の人でもあったのです。
(大那イブキ)
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