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『スラムダンク』安西先生が副業? 「フライドチキン店」経営(?)の理由

マグミクス / 2023年2月28日 17時10分

『スラムダンク』安西先生が副業? 「フライドチキン店」経営(?)の理由

■マンガ界を代表する名伯楽に疑惑の声

 コミックス累計売り上げ1億7000万部以上、上映中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』(東映)は興行収入100億円を突破と勢いに乗る『SLAM DUNK』(著:井上雄彦)は、連載開始から30年以上の時を経ても愛され続けており、まさに日本を代表する作品のひとつといえます。そんな同作で、湘北高校バスケットボール部を支える、あの安西先生に疑惑が。なんと「フライドチキンの店を経営しているのではないか」という説があるようです。今回は「安西先生フライドチキン店経営疑惑」に迫っていきます。

安西先生といえば、言わずと知れた湘北高校バスケ部の監督です。温和な人柄と的確な指導、采配を振るう名将で、かつては「ホワイトヘアードデビル」と恐れられたものの、現在は「カーネルおじさん」のような温厚な初老男性に変わっています。ただケンタッキーフライドチキンのキャラクターに似ていることから噂が広がったのではなく、実はマンガのたったワンシーンが発端となっていました。

 問題となっているシーンは翔陽戦での、敵のフォワード・長谷川一志の回想です。たまたま長谷川が街で出会った不良時代だった頃の三井寿の左後ろに注目すると、「アンザイフライドチキン」の文字と安西先生のような似顔絵が描かれた看板が掲げられています。昔から一部では有名な看板で、たびたびネットを中心に「アンザイフライドチキンについて語ろう」などと盛り上がるようです。

 単に井上雄彦先生の遊び心と思われますが、街中に看板があるのは作中の事実。もし、安西先生が本当に「アンザイフライトチキン」を経営していると考えると、「公立高校のバスケ部監督をしている安西先生が副業をしてはいけないのではないか」と、真面目なツッコミをしている人もいました。

 ただ、安西先生はもともとはバスケの全日本の選手で、大学の監督だった人物です。大学監督時代に目をかけていた選手・谷沢が、安西先生に無断でアメリカ留学した後に事故で死んでしまった過去が描かれました。また、湘北高校バスケ部には安西先生とは別の顧問を担当している鈴木先生がおり、彼は遠征や静岡合宿の引率を担当しています。

 授業をしているような場面もないため、おそらく安西先生は湘北高校の教師でも部活の顧問でもなく、外部コーチのような存在と思われます。大学監督を辞めた後、なぜ湘北高校に来ていたのかは不明ですが、安西先生のおかげで中学MVPの三井も湘北に来てくれました。

 公立高校のバスケ部の監督だけではそこまで高い収入は見込めず、さらに安西先生は初登場時、マネージャーの彩子から「たまにしかこない」と言われていたことを考えると、普段は「アンザイフライドチキン」の経営に勤しんでいた可能性もあります。大学監督時代よりもさらに太っているのも、商品開発のための試食が原因かもしれません。

 ほんの一コマの遊び心から、いろんな考察が生まれる『SLAM DUNK』。映画で宮城リョータの意外な過去が明らかになったため、続編が作られれば、安西先生の意外な背景も判明するかもしれません。

(LUIS FIELD)

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