土曜日にATMを利用したら手数料が！ 気付かぬ出費に「悔しい」「無駄遣い」【作者インタビュー】

■消えてしまった110円に後悔

　ATMを利用したときの出来事を描いたマンガが、Instagramで1400以上のいいねを集め話題となっています。土曜日の午後にATMを利用した作者。利用したあと通帳を見ると、手数料がかかっていることに気付き……という内容で、「分かります」「手数料の110円は高い！」「なぜか悔しい気持ちになりますよね」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、イラストレーター・漫画家のフカザワナオコさんです。Instagramやブログ「ひとこま作者」でマンガを発表。これまでに『40代が、こんなにしんどいなんて聞いてなかった』（幻冬舎）などを出版しています。フカザワナオコさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　自分の確認不足からATMで手数料がかかってしまっていたことが、1か月以上経ってもどうしても悔しくて忘れられなくて……。どうせならマンガに描いて、スッキリしようと思って描きました。

ーー手数料がかかってしまったことに気付いた瞬間の気持ちを、詳しく教えて下さい。

　ATMの操作中に「そういえば手数料かかってないよね？　大丈夫だよね？」と、ふと嫌な予感がして……。操作後に通帳を確認したら、手数料110円の文字が目に入ってきて、一瞬で目の前が真っ暗になってしまいました……。

ーー過去にも手数料がかかってしまったことはありましたか？

　手数料がかかったことは、いままでに数えるほどしかないと思います。貧乏性なので本当にATMで手数料を払いたくなくて、普段は行く前にWebサイトで調べたりしていました。今回はバタバタしていたので、その余裕がなく、やらかしてしまいました。

ーー今後、手数料を取られることがないように対策はしましたか？

「事前にWebサイトで確認する」「お金の出し入れはなるべく平日昼間にする」という2点を、より気を付けるようになりました。たかが110円、されど110円、こんなに悔しい思いはもうしたくないです！

ーーなぜ手数料だととても悔しく感じるのか、答えは出ましたか？

　何か買い物したりサービスを受けたりして消えるお金じゃなく、システム上で消えていくお金だからなのかなあ、と思いました。目に見えないので実感がなく、ただただ「損した」って感情が生まれてしまうのかなと……。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「分かります」「手数料は悔しいですよね」など、共感のコメントを多くいただきました。

（マグミクス編集部）