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『ワンピース』悪魔の実の「覚醒」が原因? 世界にある謎の土地を考察

マグミクス / 2023年3月14日 12時5分

『ワンピース』悪魔の実の「覚醒」が原因? 世界にある謎の土地を考察

■覚醒の力は「死後」まで残るかも?

『ONE PIECE』に登場するパンクハザード島は、過去に現在の海軍元帥・サカズキと元大将・クザンが戦った場所です。赤犬の通称で知られるサカズキは自然系「マグマグの実」の能力者であり、青雉と呼ばれていたクザンは自然系「ヒエヒエの実」の能力者でした。

 ふたりは元帥の座を巡って、10日間にも及ぶ激しい戦闘を繰り広げたそうです。この決闘の影響で、パンクハザード島は巨大な湖を挟んで、灼熱と極寒の気候に分かれた、異常な土地となりました。

 パンクハザード島の地理や天候を変えてしまったこの激闘について、ネット上では「悪魔の実が『覚醒』していたのではないか」と、長年話題になっています。悪魔の実の覚醒は、能力者が稀にたどりつく「上の世界(ステージ)」です。超人系の能力が覚醒すると、自分以外の周囲の物体にもその能力の特性を付与できるほか、動物系の能力が覚醒した場合は異常な体力と回復力を手にします。

 自然系の能力の覚醒がどのような状態になるかはまだ不明ですが、もしかすると、能力者がその場から離れても、半永久的にその能力の影響が残り続けるようになる可能性もあります。その場合、サカズキとクザンがいつ覚醒したのかも気になるところですが、ふたりが死闘を繰り広げるなかで覚醒したという説や、どちらも海軍大将になるほどの強さだったことから、もともと覚醒していたのではないかと推測する声もありました。

 このパンクハザードの例が出てきてから、ネット上では、『ONE PIECE』の世界の「特殊な地理」は、「覚醒した悪魔の実の能力が作ったものではないか」という説が語られるようになっています。

 例えば、「偉大なる航路(グランドライン)」を挟む「凪の帯(カームベルト)」では、風が全く発生しないという不思議な現象が起き、大量の海王類が棲みついています。その原因として、無音状態を作り出せる「ナギナギの実」の覚醒が影響しているという仮説も出てきました。作中に登場した「ナギナギの実」の能力者はドンキホーテ・ロシナンテですが、彼の能力が覚醒しているような描写はなく、またカームベルトはロシナンテが生まれるはるか前からあるはずなので、「ロシナンテよりもはるかに過去の能力者」が関わっているのではないか、という意見も上がっています。

「まだ悪魔の実の覚醒には未知数な部分も多いし、能力の特性や覚醒した能力者の練度によっては、『死後』も影響を残せるのかもしれない」「過去の『ナギナギの実』の覚醒能力者が、風が完全に吹かない海域を作って、そこに過去の『古代兵器ポセイドン』の人魚姫が大量の海王類を送り込んだんじゃないか」と、さまざまな考察が出てきています。グランドラインの異常気象の数々が全く影響しないカームベルトへの疑問も、この説が生まれた要因のようです。

 その他にも、常に雷が轟くライジン島については、「ゴロゴロの実」の覚醒能力が影響しているという説や、ベッジの船を吸い込んだ空中の島については「フワフワの実」などの重力に関する悪魔の実が関係しているとの考察も。また、黒ひげがいた燃える島は「メラメラの実」、ゾロが飛ばされたクライガナ島シッケアール王国跡地は、「ヤミヤミの実」の覚醒によるものと考える人もいました。

 さらには「『レッドライン(世界を一周して両断する巨大な赤い土の大陸)』は、過去の『バラバラの実』の覚醒でいろんな土地や島をくっつけて作ったもので、最後は覚醒したバギーの能力でそれを壊す」という壮大な説や、地理以外でも「『空白の100年』は、『メモメモの実』の覚醒で、世界政府関係者以外の人類の記憶を消したから起きた」説など、悪魔の実の覚醒に関する考察は多数あります。まだまだ未知数の要素があるため、ロマンを感じているファンも多いようですが、地理設定や覚醒に関する謎は、いつ明らかになるのでしょうか。

(マグミクス編集部)

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