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『刃牙』の再登場してほしい強者たち 「勇次郎が推薦?」「強さ未知数?」

マグミクス / 2023年3月10日 16時40分

『刃牙』の再登場してほしい強者たち 「勇次郎が推薦?」「強さ未知数?」

■強くて個性的でもう一度戦いが見たい!

 人気格闘マンガ『刃牙』シリーズは、30年以上の連載でこれまで数多くの人気キャラが登場してきました。しかし、そのキャラの多さから、まだまだ謎や引き出しが残っていそうなのに、一度しか登場していないもったいないキャラも存在します。

●「生きているなら強さの秘密が知りたい」天内悠

 第1部『グラップラー刃牙』の「最大トーナメント編」では、東京ドーム地下闘技場で、世界中から猛者を集めたバトルトーナメントが行われました。このトーナメントでは、烈海王やジャック・ハンマーなど、後のシリーズでも活躍する人気キャラが登場しています。しかし、ここで初登場した天内悠は、愚地独歩を追い詰めるほどの強者でありながら、以降のシリーズでは一度も登場していないのです。

 もともとアメリカ大統領のボディガードをしていた天内は、範馬勇次郎にその強さを見いだされ、勇次郎の推薦でトーナメントに参加します。「勝ち続けるために愛は必要欠くべかざるもの」「喜ばせることと倒すことは表裏一体」という価値観、ジャンプしようとしてコンクリートの床を踏み割るほどの脚力を活かした空中殺法など、独特のキャラクターを持っている天内は、1回戦でバランスのいいシュートレスラー・山本稔を空中から一方的に蹴り続けて圧勝し、2回戦で武神・愚地独歩と対決しました。

 この戦いは両者譲らずの接戦となり、天内は独歩に得意の空中殺法を封じられ、頭蓋骨の矢状縫合を外す必殺技を受けて血涙まで流すものの、長い手足を活かした関節技で独歩の膝を破壊し、追い詰めます。しかし、膝を壊されてもやる気満々の独歩に、天内は「わたしの勝利を認めて下さい!!」と、主催である徳川や観客に訴えました。

 そして、この「敵に勝利を懇願する甘さ」が勇次郎の逆鱗に触れてしまい、乱入した勇次郎の手刀で肩から鎖骨まで凹むほどの一撃を受けた天内。さらに、髪をつかんで投げ飛ばされ、頭皮がはがれた状態で動かなくなります。その後は天内は再登場しておらず、死んだと思われていましたが、TVアニメ版では重症を負いながらも飛行機でアメリカへ帰るシーンが描かれており、生存が確認されました。

 天内はバックボーンが描かれておらず、彼が大統領のボディガードをしていた経緯や、どうやって技を身につけたのかは不明のままです。勇次郎が認めるほどの強さを持っていただけに、再登場を望む人も多いようです。

●「技は何度も真似されているのに……」龍書文

 刃牙や勇次郎が、100年に一度の中国武術界最強の「海皇」を決める大会に参加した、第2部『バキ』の「中国大擂台賽(ちゅうごくだいらいたいさい)」編では、さまざまな技を持つ新キャラが登場しました。そのなかでも、海王たちの醜態に業を煮やした郭海皇が招聘した格闘家・龍書文(ろん・しょぶん)は、とても印象的なキャラでしたが、その後のシリーズでは登場していません。

 海王たちの敗北が相次いだ結果、郭海皇の提案で急きょ始まった「中国連合軍vs日米勝ち残り組」の1試合目で、龍書文は規格外の筋肉を持つ男、ビスケット・オリバと戦いました。裏社会での戦い含め「生涯無敗」の龍は、常にズボンのポケットに手を突っ込んだハンドポケット状態で待機し、手の位置をそのままに腰をきることで最少最速の動きで拳を放つ、居合のような抜拳術を使います。そこから繰り出される貫手は、ショットガンも通じないオリバの腹筋を切り裂くほどの鋭さでした。

 スピードに勝る龍が優勢に試合を進めていましたが、最終的には、パワーとタフネスを活かしたオリバが勝利します。しかし、顔が陥没するほどの頭突きを受け続けても、研鑽を重ねたハンドポケット状態のまま力尽きるなど、 自分の技とスタイルに誇りを持ち、その姿勢を維持し続けた龍の散り際は見事でした。勝者であるオリバも、「最後ノ最後マデ スマートナ野郎ダゼ…」と認めるほどです。

 その後、龍は本編に登場していませんが、彼のポケット抜拳術は勇次郎や刃牙、愚地独歩なども使っており、その有用性とカッコよさは証明されています。本家の龍にも、ぜひもう一度登場して欲しいところです。

■地球の核の硬さ? スケールが大きすぎる技の全容は謎のまま

LINEスタンプにもなっている純・ゲバルの名言。『範馬刃牙』7巻より(秋田書店)

●「『地球の核の硬さを実感させる技』が気になる」純・ゲバル

 第3部『範馬刃牙』の「超絶!!監獄バトル編」では、刃牙が「アメリカ最強」ビスケット・オリバとの対決を求めて、衆人環視のなかあえてアメリカ大統領・ボッシュを誘拐し、アリゾナ刑務所に収容されます。そこで登場した純・ゲバルも、多才でカリスマ性もあるのに以降のシリーズで登場していない、もったいないキャラです。

 日系三世で祖父から忍術を叩き込まれて育ったゲバルは、生まれ育った南米の離島で仲間を集めて海賊団を結成し、その後、島民を扇動して米国からの独立を目指しました。ゲバルは、部下たちを単独および素手で原子力発電所を制圧できるほどに鍛え上げ、ホワイトハウスを占拠。ゲバル本人は大統領邸に乗り込んで家族を人質にして脅迫し、島の独立を勝ち取って国の大統領に就任しています。

 大統領でありながら、刃牙と同様、アメリカ最強のオリバと戦うため刑務所に入ったゲバルは、ロッカーのなかで寝起きしたり、あえて相手に拳銃を持たせて選択肢を奪い、放尿まで利用する独特な戦い方を披露しました。その強さは本物で、勇次郎、オリバに次ぐ3人目の「アンチェイン」として、人工衛星によって24時間体制でアメリカ軍から監視されるほど、危険視されています。

 そして、ゲバルは念願だったオリバ戦で力及ばず敗れた後、脱獄して自分の島に戻ってからは再登場していません。オリバ戦では、「地球の核の硬さ」を実感させる技を繰り出そうとしたところで倒されており、未知数の技の全容が気になっている人も多いようです。

(SU_BU)

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