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『ガンダム』「不注意」で死を招いたキャラ・3選 「不慮の死としか思えない」

マグミクス / 2023年3月16日 6時10分

『ガンダム』「不注意」で死を招いたキャラ・3選 「不慮の死としか思えない」

■無念な死に方はファンの語り草に……

 シリーズ第1作目が1979年に放映されたガンダムシリーズ。2022年に放映された同シリーズ最新作の『機動戦士ガンダム 水星の魔女』も、アニメファンの注目を集めています。ガンダムで特に話題になるのは、骨太なストーリーと魅力あふれるキャラ、そして、そのキャラの生と死の様子です。

 TVシリーズ第1作目の『機動戦士ガンダム』でも多くのキャラが悲惨な死を迎えましたが、その中で特に「あれは戦死じゃなくて不慮の事故死だった」と今も言われ続けているのはミハル・ラトキエです。

 幼い弟と妹を養うためにジオン軍の女スパイとして活動していた彼女は、顔見知りだったカイ・シデンと出会ったことがキッカケになり、ホワイトベースに自分の弟や妹と同年代の子供達がいることを知ってショックを受けました。

 そしてスパイとしての行動を悔いた彼女は自分の罪を償うために、カイとガンペリーに乗り込みます。しかし機器の不具合で発射できないミサイルを手動操作するために単身ハッチへ向かい、操作パネルでミサイルを発射。そこでミハルは発射した時の爆風で吹き飛ばされ、大西洋に落下して帰らぬ人に。幼い弟と妹のために生きてきた健気な彼女の死は、当時の視聴者にトラウマ級の衝撃を与えました。

 次に注目するのは、TVシリーズ第2作『機動戦士Ζガンダム』でエゥーゴの一員として戦闘に参加したカツ・コバヤシ。第1作では幼児だった彼は成長してニュータイプのひとりとして戦っていましたが、宇宙空間で繰り広げられたヤザン・ゲーブルと戦いの最中、ヤザンが発射したビームキャノンは見事に避けたものの、脇見をしていたために前方の隕石に衝突。バランスを失ったところにヤザンの攻撃を受けて後に機体は爆発し、戦死してしまうのでした。

 カツは「思い上がった言動が多い」など批判の声が多く、物語でも無断出撃をするなどの問題行動が目立っています。ティターンズのパイロット・サラ・ザビアロフに恋をしてからは、カツの空回りや、サラへの想いから好戦的な態度が目立つようになり、「残念な死に様だけど、あれは自業自得かも」という声も上がっていました。

 3人目は、2015年に放映された『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場したオルガ・イツカです。主人公の三日月・オーガスが所属する鉄華団の団長であるオルガは、団員を自分の家族のように思い、彼らを守るために力を尽くしてきました。しかし、その彼が第2期の終盤に衝撃的な最期を遂げたのです。現在まで語り継がれるほどの無残な死に様でしたが、どのような最期だったのでしょうか?

■ネタ扱いされた「死」も

「鉄華団」の団長として先陣切って歩く姿をイメージしている『G.E.M.シリーズ 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ オルガ・イツカ 約260mm PVC&ABS製 塗装済み完成品フィギュア』(メガハウス)

 ガンダムファンから話題になりがちなオルガ。作中では鉄華団を邪魔な存在と思っていた武器商人・ノブリス・ゴルドンの部下に発見され、彼らが発射した銃弾で蜂の巣にされて絶命します。オルガが襲われた時、同行していたライド・マッスをかばった彼は暗殺者たちがその場を退いてから立ち上がり、「お前らが止まんねえ限り、その先に俺はいるぞ」「だからよ、止まるんじゃねえぞ」という言葉を残しました。

 オルガの死は多くのファンを涙させている一方で、一部のファンがオルガの死亡シーンをネタにしているのも有名な話。ネタになっている部分はオルガが倒れた時の姿で、それが映画『サタデー・ナイト・フィーバー』の決めポーズに似ているとのこと。ネタにされたことで怒ったファンも多かったようですが、それほどオルガの人気が高かったとも言えるでしょう。

 紹介した3人の誰もが「一味違う不慮の死」。放映から何年経過しても語り草にされる彼らの死に様は、この先もガンダムファンの心に残り続けるはずです。

(マグミクス編集部)

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