1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

ガンダム作品の「トンデモ超常現象」3選 「なんでビーム・サーベル爆伸びした?」

マグミクス / 2023年3月22日 6時10分

ガンダム作品の「トンデモ超常現象」3選 「なんでビーム・サーベル爆伸びした?」

■ニュータイプの力が起こした超常現象

 宇宙世紀のガンダム作品の多くに登場する“ニュータイプ”という存在。人並み外れた直感力を持ち、「人の革新」とも言われている人を指します。ニュータイプには優れたパイロットが多かったので勘違いされがちですが、決して操縦技術だけに特化した能力ではありません。

 そしてニュータイプ、および人工的にニュータイプ能力を得た強化人間たちは、作中でたびたび奇跡的な現象を引き起こすことでも知られています。そこで今回は視聴時にとくに驚かされた、忘れられない現象についてご紹介します。

●離れた場所から愛機を呼び出す

 TVアニメ『機動戦士Zガンダム』に登場するフォウ・ムラサメは、ムラサメ研究所で強化人間にされた少女です。彼女は同作のエピソード36「永遠のフォウ」の中で、カミーユの説得に応じて一度は基地から離脱しますが、逃走中に突如豹変。カミーユの頬を打って振り払います。

 そして彼女の体から謎のオーラが立ち昇ると、離れた場所にあったサイコガンダムが自動的に飛んできます。この時、カミーユは「よせ、フォウ。あれを呼んじゃいけない」と言っており、フォウの不思議な力によって呼び出されたのは間違いありません。

 サイコミュを搭載したサイコガンダムが、フォウの発する感応波を感知したものと思われますが、MA形態のサイコガンダムがペットのように飛んできた場面に驚かされました。

 ちなみにその後、同様の現象は他作品でも見られ、『機動戦士ガンダムUC』ではユニコーンガンダムが、バナージ・リンクスの叫びに応じるかのように、自動的に飛来する場面もありました。

●モビルスーツに思念が融合?

『機動戦士ガンダムNT』には、リタ・ベルナルという高い素養を持つ少女が登場。彼女は「ユニコーンガンダム3号機 フェネクス」のテストパイロットに選ばれますが、試験中の事故でNT-Dが暴走。飛び去ったフェネクスもろとも、リタは消息不明になってしまいます。

 それから一年半後、再びフェネクスが姿を現しますが、中のパイロットが耐えられるはずのない超高速度と挙動を披露。既にリタが生存しているはずもなく、「パイロットの魂が機体に宿っている」と語られていました。

 ちなみにフェネクスは約一年半もの間、無補給で飛び続けており、青い光を放つフェネクスを見た者は、「スラスターの光じゃない」と、謎の力が働いていることを示唆しています。ここまでくると、もはや完全に超常現象の域ですね。

■カミーユ+バイオセンサーは奇跡の宝庫?

いくつものトンデモ現象を起こしたカミーユの愛機『HGUC 1/144 Zガンダム』(バンダイ)

●Zガンダムが起こした超常現象

『機動戦士Zガンダム』の主人公カミーユ・ビダンも、さまざまな「トンデモ現象」を見せてくれた人物。最終話でシロッコの乗ったジ・Oの制御を奪ったシーンが有名ですが、エピソード49「生命(いのち)散って」で描かれたヤザン・ゲーブルとの戦いも衝撃でした。

 カツ、ヘンケン、レコアと立て続けに身近な人の死が訪れ、やるせない想いに震えるカミーユ。ヤザンと対峙した時、その怒りに反応するように、カミーユの体やZガンダムが謎のオーラに包まれます。そのオーラは、ハンブラビが放ったビームを弾き、ヤザンは「あの光……バリアなのか」と困惑します。もちろん本来のZガンダムに対ビーム用の装置などはありません。

 さらにカミーユのZガンダムは、逃げるハンブラビを猛追。ビーム・サーベルを振り下ろすと、通常ではあり得ないほどの巨大なビームの柱が伸び、ハンブラビを両断します。本来はありえない出来事が連発した、トンデモ現象だらけの戦闘シーンでした。

* * *

 ニュータイプの力が影響したと思われる「とんでもない現象」の影には、サイコミュやバイオセンサー、サイコフレームの存在も欠かせないようです。その最たるものが『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のラストで起こった「アクシズ・ショック」なのかもしれませんね。

(大那イブキ)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください