【漫画】20歳女子社員、年上後輩男子の教育係に キュンが多すぎな展開に「最高」「続きを！」【作者インタビュー】

■大人な後輩男子とのオフィス・ラブにニヤケる！

　入社3年目で20歳の女子社員・桃井彩は、新入社員の後輩男子・火賀さんの教育係をすることに。彼はなんと彩よりも6歳年上の26歳。先輩らしく頑張ろうとする彩ですが、大人な火賀さんのさりげない優しさにドキドキしっぱなしで……。

　漫画家・空神セイさん（@aonesay）による創作マンガ『年上の後輩がいろいろとダダ漏れ』がTwitterで公開されました。本作は「別冊フレンド」にて連載中の『二十と成獣』の第1話で、2023年3月13日（月）に発売された第１巻は重版が決定しています。20歳の女子と年上後輩男子による秘密のオフィス・ラブストーリーです。

　第1話には、読者から「尊い」「最高です」「かわいさともどかしさにキュンキュンした」「ふたりの関係性が好き」「続きが気になる」などの声があがり、Twitter投稿には1.3万リツイート、9.3万いいねの反響が集まりました。

　作者の空神セイさんに、お話を聞きました。

ーー空神セイさんの漫画家としてのデビューのきっかけを教えて下さい。

　漫画家になりたくて会社を辞めた頃、講談社の「DAYS NEO」という編集者と漫画家のマッチングサイトに4ページのマンガを投稿しました。これを見て下さった「別冊フレンド」の編集様に担当についていただくことになり、何度か漫画賞に投稿し、賞をいただいてデビューしました。

ーー『二十と成獣』のお話はどのように生まれたのでしょうか？

「DAYS NEO」に投稿したマンガが『二十と成獣』の前身になっています。以前勤めていた会社は、高卒・大卒・院卒など、さまざまな学歴の人がいる職場で、学歴や先輩・後輩関係なく、尊敬する人ばかりでした。自分は高専卒だったので入社してきた後輩は「年上の後輩」率が高く、その頃の記憶が『二十と成獣』の生まれるきっかけになっています。

『二十と成獣』単行本1巻が発売中（講談社）

ーー年上後輩との秘密のオフィスラブということで、1話目からキュンキュンさせられましたが、お話を描くうえで工夫なさっていること、心がけていることなどはありますか？

　大和は「倫理観の高いS」を念頭に置いています。「好きな人にいじめられたいけどTPOはわきまえてほしい」「性欲まかせにされたいけど本当に性欲ばっかりの人はいや」という矛盾する欲求が生まれやすい時代だと思うので、そのバランスを上品にとっていきたいです。あと、実はかなり男目線で描いています。好きな子はいじめたいし大切にしたいですよね（笑）。

ーー第1話にはたくさんの感想が寄せられています。特に印象に残った読者の声について、教えて下さい。

　たくさんの方に「きゅんきゅん」「ぎゅんぎゅん」と言っていただけてうれしかったです。恋愛観が同じ仲間をたくさん見つけた気持ちになりました。

ーー『二十と成獣』の単行本1巻が2023年3月13日に発売されました。1巻のお話の内容や見どころなどをご紹介いただけますか？

　全部が見どころです！！　読者さんのご感想を見ると、どのページでもときめいてもらえたように感じます。最初はずっとニコニコしている大和もどんどん表情が変わってくるので、そういう変化にも注目してお楽しみいただければと思います。

ーー今後の創作活動について教えて下さい。

　まずは『二十と成獣』に精魂込めていきたいです。そして発表はまだ先になりそうですが、水面下でいろいろ頑張っている最中ですので、今後も見ていただけたらうれしいです。

（マグミクス編集部）