『ワンピース』残りの「最強人類」セラフィムは誰なのか？ 読者の考察飛び交う

■セラフィムの名前候補、あなたはどっち派？

『ONE PIECE（ワンピース）』の最終章に突入後、ベガパンク博士によって作られた、最強の人類「セラフィム」の存在が明かされました。現在までに登場しているセラフィムはどこか王下七武海だったメンバーの面影がある人物ばかりです。

※この記事には単行本105巻以降の内容を含みます。

　単行本105巻の終盤にジンベエに似た「セラフィム」S-シャークが「4」と書かれた格納庫から登場しました。それ以降にも、正（シャカ）の「出撃準備！」という言葉とともに「1」と「2」の格納庫が開く様子も描かれています。

　まず、この格納庫は、セラフィムが保管されている場所とみて間違いないでしょう。そして、この格納庫は「1」から「7」まであることが判明しています。まだ開いていない「3」「5」「6」「7」の格納庫について読者の間では「残りのセラフィムは誰をモデルにしているのか？」という予想や考察が白熱しています。

　はじめに、4人のうちのひとりと推測がされている人物がバーソロミュー・くまです。S-ベアという名前でCP-0に連れ添って登場したため、格納庫からの登場はありませんでした。しかし、「セラフィム」であることは確定しているため「3」「5」「6」「7」のどこかに保管されていたことはほぼ確定といえるでしょう。

　では、残りの3人は誰をモデルに作られているのでしょうか？　今まで登場した「セラフィム」の特徴から「初期の王下七武海メンバーがモデルなのではないか？」と考える読者が多いようで、クロコダイル、モリア、ドフラミンゴと予想する声が多くあがっています。

　もし、この仮説が事実であれば「セラフィム」が持っている「悪魔の実」の能力は何になるのでしょうか？　すでに登場している4人のセラフィムはモデルの人物が持っている能力、もしくはモデルの戦闘スタイルに合った「悪魔の実」の能力が与えられています。

　そのため、モリアの「カゲカゲの実」の能力と、ドフラミンゴの「イトイトの実」の能力はそのまま受け継がれている可能性が高そうです。しかし、クロコダイルの「スナスナの実」は自然系（ロギア系）のため、複製は難しい、とされています。クロコダイルの能力が「スナスナの実」以外の「悪魔の実」なのであれば、どの能力を持つのでしょうか？

「アラバスタ編」で毒針による攻撃を行っていたことから「ドクドクの実」を推す読者や、「バギーの『バラバラの実』で砂粒レベルになったら面白そう」「ダークホースで『マネマネの実』とか？」などの声もあがっています。

　そして、ボア・ハンコックをモデルにした「セラフィム」がS-スネーク、ジュラキュール・ミホークをモデルにした「セラフィム」がS-ホークのように、モデルとなった人物の名前に含まれる動物から「セラフィム」の名前が付けられているようです。

　今回、「セラフィム」のモデル候補に挙がっている3人もクロコダイル＝ワニ、ゲッコー・モリア＝ヤモリもしくはコウモリ、ドフラミンゴ＝フラミンゴのように名前に動物が含まれています。そのため、クロコダイルをモデルにした「セラフィム」の名前候補には「シンプルにS-クロコダイルじゃない？」「S-アリゲーターもあり得そう」という声があがっています。

　また、モリアをモデルにした「セラフィム」の名前候補については「S-バット」派と「S-ゲッコー」派で意見が分かれているようです。ちなみにドフラミンゴをモデルにした「セラフィム」の名前候補はほとんどが「S-フラミンゴ」と予想しているようです。

　ほかにも、王下七武海のメンバーが入れ替わったあとの人物、トラファルガー・ロー、マーシャル・D・ティーチ、バギー、ウィーブルの4人が「セラフィムのモデルなのでは？」と予想する読者もいるようです。今後のエピソードで、新たな「セラフィム」が登場するのか、期待で胸が高鳴ります。

（マグミクス編集部）