『ワンピース』ブルックは「不老手術」を必要としない唯一の存在？ 「老けないから最強じゃない？」

■「老けない」ブルックは、どれほど危険？

　4月3日は『ONE PIECE（ワンピース）』に登場するブルックの誕生日です。そこで、この記事では、ブルックに関する「あるウワサ」について読者からの意見を集めました。

　ブルックは、麦わらの一味に８番目のメンバーとして加わった音楽家兼剣士です。「ヨミヨミの実」の能力者で、一度死を経験しており、生前はルンバー海賊団でも音楽家兼剣士として活動していました。本来の「ヨミヨミの実」の能力では、肉体も残るはずでしたが、魂が肉体に戻るまで時間がかかりすぎてしまい現在の骸骨状態になってしまったようです。

　生前より、見た目が少し怖くなってしまったブルックですが、肉体がなくなったことで複数のメリットもでてきたようです。雷などの電気系統の技がほぼ無効化され、「ワノ国編」で登場したウイルス「氷鬼」に感染しないなど感染症の類も耐性を持つようになりました。もはや「生物」と分類してしまっていいのか、疑問が浮かぶほど異質な存在です。

　そしてもうひとつ、「骨だけブルックだからこそ、できるのでは？」とある考察が飛び交っています。その説とは「『不老手術』を受けずに、聖地マリージョアの「国宝」を利用できる唯一の存在ではないか？」という考察です。

　元王下七武海のドンキホーテ・ドフラミンゴは、「聖地マリージョアに国宝がある」と発言しています。過去に天竜人だったことや、海軍政府とドフラミンゴのつながりの深さから、マリージョアに世界をゆるがす「国宝」がある可能性はかなり高そうです。

　また、ドフラミンゴは「不老手術さえ受けていれば、世界の実権を握れていた」とも発言しています。「不老手術」は「オペオペの実」でのみ行える特別なもので、「その手術を受けた人間は、老いを知らない不死の肉体を手に入れることができる」と言われています。ドフラミンゴは世界の実権を握りたいがために「不老手術」を求めていたようですが、その夢は叶いませんでした。

　現状、「オペオペの実」の能力者であるトラファルガー・ローが誰かに「不老手術」を行う可能性は低そうです。そのため、作中で明らかになっている情報によると、登場する不老な人物は、ブルックのみです。

　ブルックの、のこっている部位は骨とアフロのみ。そもそも「老いる」要素を持ち合わせていないブルックなら、「不老手術」を受けなくても問題なさそうです。また、ブルックにとって唯一ダメージを負う骨も、もし傷がついてしまっても牛乳を飲めば瞬時に治ってしまうチート級の回復力も持っています。

　そう考えると、今後麦わらの一味が聖地マリージョアに向かった際、ブルックが「国宝」を利用して何かしらの事件を起こす、なんて展開もあるのかもしれません。もちろん、ブルックがドフラミンゴのように「世界の実権を握りたい」という欲望を持ち合わせてはいないでしょう。最終章で、ブルックがどのような活躍を見せるのか、見逃せません。

（マグミクス編集部）