『ワンピース』サボは運のない男？ 行方不明になりがちだが「逆に強運」

■少し活躍したらすぐ退場！　生存を願う声が続出

『ONE PIECE（ワンピース）』に登場するサボは、革命軍のNo.2であり、ルフィの義兄です。読者の間では「サボの半生が不運すぎる」と話題を集めています。この記事ではサボの不運まみれの人生を振り返ります。

　サボの不運は幼少期から始まります。ゴア王国の貴族のもとに生まれたサボですが、両親は自分のことしか考えていない、自分本位な人たちでした。そんな家族に嫌気がさし、家出を決意。スラム街「不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)」で暮らすようになります。そこでエースやルフィと出会い、義兄弟の契りを交わします。

　ある日、父に見つかってしまい家に戻りますが、「グレイ・ターミナル」が燃やされることを知りエースやルフィのもとへ知らせに行こうと試みます。しかし、兵士に止められエースたちのもとへ行けないばかりか、放火を主導しているのがゴア王国の貴族たちだと知ってしまいます。

　自らの出生を恥じたサボは、ひとりで海へ出ることを決意。小舟に海賊旗を掲げて海に出ますが、運の悪いことに天竜人の乗った船の前を横切ってしまい、砲撃を受けます。海に沈んだサボは、長い間生死不明となっていましたが、記憶を失くした状態で革命軍のドラゴンに保護されていたようです。

　数年越しに「ドレスローザ編」で生存が確認されますが、「ワノ国編」でサボがコブラ王を暗殺したという記事が掲載され、再び行方が分からなくなっている様子が描かれています。

　そして、「ワノ国編」終幕後、再び革命軍と連絡を取り合う様子が描かれるも、サボがいたと推測されているルルシア王国が消滅してしまいます。幼少期の行方不明とは比べ物にならないほど生存確率が低そうな状態となってしまい、読者からは「振り返ってみると不憫すぎる」「ここまでして生きているなら逆に運がいい」などの声があがっています。

　五老星から「運のない男」と言われてしまうほど、波乱万丈な人生を送っているサボ。世界政府と関わったことが原因で二度も行方不明になってしまうなんて、なんて運がないのでしょうか？

　しかし、ここまで不憫な扱いを受けながらも生き続けている様子から「また、記憶なくして生きてそう」「どこかで生きてて！」と、「サボ生存説」に期待する声も多いようです。最終章で、再びサボの元気な姿が描かれることに期待です。

（マグミクス編集部）