40周年記念の「マクロス展」横浜で開催中 自動変形するマクロスロボはファン必見!
マグミクス / 2023年4月5日 17時40分
![40周年記念の「マクロス展」横浜で開催中 自動変形するマクロスロボはファン必見!](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/magmix/magmix_148149_0-small.jpg)
■河森氏・美樹本氏の描いた巨大ビジュアルがお出迎え
2023年3月24日(金)から4月9日(日)にかけて、マルイシティ横浜7Fのイベントスペースにおいて、「マクロス放送40周年記念 超時空要塞マクロス展」が開催中です。2022年に兵庫県の宝塚市立手塚治虫記念館で開催されたイベントと同様、自動変形する「マクロス」や数々のイラスト・モデルが展示されたファン必見の内容となっています。
「超時空要塞マクロス展」を見学しに訪れた方がまず目にするのは、壁に描かれた巨大な「マクロス」のロゴ、そして2枚のキービジュアルです。入口の左に展示されたキービジュアルには初代『超時空要塞マクロス』の「VF-1S ストライクバルキリー、ロイ・フォッカースペシャルと思われる機体と僚機が描かれています。
バルキリー隊の少し後方にゼントラーディのリガードが描かれており、同じ方向を向いているため、おそらくはボドルザー艦隊と対峙しているシーンをイメージしているのでしょう。手掛けたのはもちろん、40年前から『マクロス』シリーズでメカデザイナーや監督として辣腕を振い続けている河森正治氏です。
入り口のなかに据えられたもう1枚のキービジュアルは、リン・ミンメイと一条輝、そして早瀬未沙の3人が描かれたもので、美樹本晴彦氏が手掛けています。40年前に鮮烈なデザインを世に送り出し、今なお最前線で活躍を続ける河森氏と美樹本氏の両巨頭が描いた2つのビジュアルを目にするだけでも、このイベントに行く価値はあるといえるでしょう。
会場入りしてすぐ右に見えるのが、「SDF-1 マクロス」の設定画や解説の数々です。ワープ機構であるフォールドシステムなど架空の技術やマクロス艦内の居住区など、当時の関係者が心血を注いで作り上げた数々の設定がずらりと並べられており、非常に見ごたえのあるものとなっています。こちらのコーナーでは作品世界全体の設定に携わった宮武一貴氏の解説動画も公開されているので必聴です。
さらにマクロスの武装として航空母艦プロメテウス、強襲揚陸艦ダイダロスの設定も公開されています。特にプロメテウスの項目では艦載機としてのバルキリー、ダイダロスの項目ではファランクスやモンスターといった数々のデストロイドの設定画が展示されていました。
■圧巻のメカ展示と貴重な資料
展示の最終盤で登場する、「デストロイド・トマホーク」
さらに少し奥に進むと、宇宙戦艦「SDF-1 マクロス」の自動変形を組み込んだロボット【SELF-TRANSFORMING SDF-1 変形!マクロスロボ!】の展示が行われています。名場面の数々とともに変形していくマクロスは、数々の関係者の膨大な熱意により生み出された力作です。すぐそばにある人間大のマクロスのイラストレーションも含め、ファンであれば見ないと後悔する展示といえるでしょう。
変形するマクロスの次に目に入るのが、TV版、そして劇場版に登場した数々のキャラクターのカラーイラストやVF-1バルキリーの設定画です。特にカラーイラストの展示のなかには、早瀬未沙役の土井美加さんが今回のイベントに合わせて書いたサインも含まれているので、ぜひ探してみると良いでしょう。
その次のコーナーは「超時空ギャラリー」。マクロスの前身企画である『バトルシティー メガロード』のイラストや、当時発売されたLPレコードのジャケットイラストなどが展示されています。
さらに続編となる『マクロスII』や『マクロス プラス』『マクロス7』『マクロス ゼロ』『マクロスF』『マクロスΔ(デルタ)』など、マクロスシリーズが積み重ねてきた作品紹介を眺めつつ進んでいくと、やがて膨大な数の「VF(ヴァリアブル・ファイター)」1/60モデルが展示されているコーナーへとたどり着きます。
主役機・量産機・試作機などなど50機以上がずらりと壁に並んでいる光景はまさに圧巻。中央にはVF-1Jの変形シーンを再現した展示も行われており、細やかな変形段階が見て取れるようになっています。
最後にリガード、アーマードバルキリー、そしてデストロイド・トマホークを見届けると展示は終了となり、お待ちかねのショッピングタイムへと入ります。ショップにはTシャツなど数々の商品が置かれていますが、やはりマクロスシリーズの人気は高く、一部について品切れが発生していました。完売情報についてはマルイシティ横浜 アニメイベント公式Twitter(@marui_yokohama)などで公開されているので、もし欲しいものがある方は事前に確認しておくと良いでしょう。
イベント担当者によると、当初は初代『マクロス』のファンが大勢詰めかけたそうですが、日が経つにつれ若い方、特に女性の来客が多くなっているとのこと。世代を超えて愛される「マクロス」シリーズの歴史と最新ガジェットを目にしたい方は、ぜひ「超時空要塞マクロス展」に足を運んでみてください。
●マクロス放送40周年記念 超時空要塞マクロス展(横浜)
2023年4月9日(日)まで、マルイシティ横浜 7F イベントスペースで開催中。営業時間10:30~19:30(最終入場は閉店30分前まで)、入場料:一般700円(入場特典付)、小学生以下無料
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