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シンプルだけど怖いマンガの「トラウマ」台詞 「絶望」「言い方は可愛いのに」

マグミクス / 2023年4月15日 18時25分

シンプルだけど怖いマンガの「トラウマ」台詞 「絶望」「言い方は可愛いのに」

■ネットスラングになったけど、元ネタは超怖い

 マンガに登場するさまざまな名言のなかには、実際の場面と合わせて見ないとどのような意味で言っているのか分からないものも多々あります。今回は、一見すると普通のシンプルな言葉ながら。読んだファンが戦慄を覚えた衝撃の「トラウマなセリフ」をご紹介します。

『東京喰種トーキョーグール』で登場した「1000引く7は?」というセリフは、とても印象的で人気です。ある時、喰種(グール)のみで構成された謎の組織「アオギリの樹」に捉えられてしまった主人公・金木研は、ヤモリと呼ばれる喰種から拷問を受ける際、「1000から7ずつ引いて、口に出して言え」と命令されます。

 はじめはその言葉の意図が分からなかった金木ですが、拷問を受け続けるうちにその目的が、「拷問で意識を失わないように正気を保ち続けさせる」ことだったと気付きます。金木の意識がなくなって、ヤモリの興が削がれてしまうのを防ぐためでした。実際にやってみると案外難しいこの計算に金木はすがり、白髪になるも何とか正気を保っています。

 その後、拷問から逃れた金木はヤモリと対峙し、ヤモリをねじ伏せました。そして、拷問を経て表情が激変した金木が、今度はヤモリを拷問する際に放ったセリフが「1000引く7は?」です。敵と主人公両方にゾッとしてしまうエピソードとして、ネットでもたびたび話題になっています。

『鋼の錬金術師』に登場した錬金術師のひとり、ショウ・タッカーのセリフ「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」は、ネットでよく見るスラングのひとつとして有名になっています。有名すぎて作品を読まずに使っていた人も多いようですが、本編でのこのセリフはとても恐ろしい場面で飛び出しました。

 主人公兄弟のエドとアルは生体錬成の情報を集めるため、マスタング大佐から「合成獣(キメラ)」研究の権威で、「綴命(ていめい)の錬金術師」の異名を持つタッカーを紹介されます。僅かな手がかりを求めて、さっそくタッカー宅を訪れたふたりは、資料を物色しているうちに、タッカーの幼い娘のニーナ、犬のアレキサンダーとも仲良くなりました。

 一方、タッカーは国家錬金術師の資格を維持するための査定を控えている状況。前年の評価が悪く追い詰められていた彼は、なんと高評価を求めるあまりニーナとアレキサンダーを材料に、「人語を理解するキメラ」を錬成してしまうのです。

 その後、タッカー宅を訪れたエドとアルは、タッカーが錬成したキメラと対面し、「人語を理解する」という新たなキメラの説明を受けるうちに、エドはニーナたちが材料にされていることに気付きます。

 タッカーがかつて自分の妻もキメラにしていたことも察したエドは、「ニーナとアレキサンダーどこ行った?」と問いかけました。その時、タッカーが返したセリフが「君のような勘のいいガキは嫌いだよ」という言葉です。

 ネットでも「最初読んだ時はタッカーの表情込みでゾッとした」「悪びれもしない様が邪悪って感じで好き」「こんな怖い場面なのに、セリフの汎用性が高すぎるから困る」と、人気を集めています。

『HUNTER×HUNTER』に登場したネフェルピトーの「強さ」に関するセリフも、「シンプルだけど怖すぎ」と読者の記憶に残るインパクトを残したようです。ゴンとキルアは未知の危険生物「キメラ=アント」を調査するため、プロハンターのカイトと行動をともにします。

 その後、女王アリが潜むと思われる巣に接近した際に、3人は女王を護衛するネフェルピトーが展開していた包囲網「円」に触れてしまい、ピトーの禍々しいオーラを感じ取ったカイトは圧倒的な実力の差を悟ったのでした。

 そしてカイトは瞬時にゴンとキルアに撤退を指示したものの、高速で襲撃してきたネフェルピトーに右腕を切断されてしまいます。絶望的状況のなか、キルアは戦おうとするゴンを気絶させなんとか逃げますが、置き去りにしたカイトの安否は不明となってしまうのです。

 その後、「カイトは生きている」と信じ、強くなってから救いにいくことを決意するゴンとキルア。しかし、その決意も虚しく、場面が変わるとピトーが切断されたカイトの頭部を抱いています。その時、ピトーが発したセリフが「うんっ 僕 ちょっと強いかも」でした。

 これからパワーアップしたゴンが、カイトを救い出す展開になるのかと思われた矢先の衝撃的なシーンに、ネット上では「とんでもねえ絶望じゃん」「ピトーの言い方がかわいい分、余計怖い」「まだ自分の強さの底も分かってない、無邪気な強キャラのセリフとしてインパクトでかい」「まさかカイトがこんな形で退場するとは」と今でも話題になるセリフです。シンプルなセリフにも関わらず、深い絶望を抱かせた名言として、多くのファンの脳裏に刻まれています。

(マグミクス編集部)

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