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「性別超え」の声優演技がハマった少年キャラ・3選 中性的な色気がイイッ!

マグミクス / 2023年4月17日 17時25分

「性別超え」の声優演技がハマった少年キャラ・3選 中性的な色気がイイッ!

■めちゃくちゃ惚れた! かっこよさも落ち着きもある、女性声優の少年キャラ

 少年キャラのキャスト欄を見たとき「え、女性声優なの!?」と驚いたことはありませんか? 低めだったりほんのりハスキーだったりと、その「少年らしさ」には、思わず脱帽してしまう視聴者も。この記事では、女性声優が演じるからこそイイ、少年キャラを3人ご紹介します。SNSでも「安心感あるしなんか頼り甲斐ある声」「声を聞くとものすごく落ち着く」と評判です。

●「鋼の錬金術師」シリーズ/エドワード・エルリック

 エドワード・エルリック(通称・エド/CV:朴ロ美 ※ロの字は王へんに路)と弟のアルフォンス・エルリック(通称・アル/CV:釘宮理恵)は、軍事国家・アメストリスで暮らしています。そしてふたりは、かつて亡くなった母を蘇らせようと、錬金術最大の禁忌「人体錬成」を行ってしまいます。

 その結果、エドは左足を、アルは体全てを失うことに。エドの右腕と引き換えにアルの魂は鎧に宿りましたが、ふたりは失った体を取り戻すため、強大な力を持つ「賢者の石」を探す旅に出ます。まずは東方辺境にある、リオールの町に向かったふたりですが――?

『鋼の錬金術師』は、同名マンガ(作・荒川弘/スクウェア・エニックス)を原作としたアニメです。平成16年度文化庁メディア芸術祭のアニメーション部門・審査委員会推薦作品に選ばれるなど、数々の受賞歴を誇る本作。朴さん演じるエドは本作の主人公であり、国家錬金術師の称号を史上最年少で獲得した天才少年です。

 弟思いの優しさや国家錬金術師という優秀さを持つ反面、まだまだ精神面には幼さも残るエド。身長が低いことを気にしており、「チビ」と言われようものなら、瞬間湯沸かし器のように激怒します。そんな表情豊かなエドを、朴さんは生き生きと演じています。

 すぐに怒ったり戦ったりと、激しい感情表現の多いエドですが、どのシーンでも少年らしさやかっこよさを失わず、朴さんの演技力の高さが伺えます。SNS上でも「いい声!」「想像してた声にぴったり」という意見がみられました。

 他にも、『BLEACH』日番谷冬獅郎役、『SHAMAN KING』道蓮役など、ビッグタイトルで少年役を演じている朴さん。その実力の高さは、広く認められているといえるでしょう。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Netflix」などで見ることができます。

●「テニスの王子様」シリーズ/越前リョーマ

『テニスの王子様』DVD Vol.1(バンダイビジュアル)

 越前リョーマ(えちぜん・りょーま/CV:皆川純子)は、伝説のテニスプレーヤー・越前南次郎(えちぜん・なんじろう/CV:松山タカシ)の息子です。アメリカのJr.大会で4連続優勝と、素晴らしい戦績を残してきました。

 リョーマはある日、日本に戻り、テニスの名門校である青春学園中等部に入学。新入生でありながら、どこか生意気な態度を取ってしまうリョーマは、入学早々先輩たちに目をつけられてしまいます。そして、テニスでの缶倒しゲームに誘われたリョーマでしたが、その缶には重い石が入っていて――?

「テニスの王子様」シリーズは、同名マンガ(作・許斐剛/集英社)を原作としたアニメシリーズです。アニメ化や映画化、ミュージカル化など、幅広いメディアミックスが行われ、現在も『新テニスの王子様』として連載が続いています。皆川さん演じるリョーマは、クールで少し生意気な天才テニス少年です。

 先輩やライバルたちにも物怖じしない堂々とした態度と、それを裏切らない確かな実力が魅力的なリョーマ。その期待を裏切らない強さとスマートさを、皆川さんはクールかつ少し色気のある声で演じています。

 ジャンプマンガの主人公には珍しい、クール系主人公であるリョーマですが、その意志の固さはなかなかのもの。そして、年上の相手にもズバッと言う決めゼリフ「まだまだだね」は、「破壊力がすごい」「かっこいいから許される」とSNS上でも評判です。

 皆川さんの少年役は、女性役と比べると少なく『LOVELESS』青柳立夏役などが挙げられます。『美少女戦士セーラームーンCrystal』では天王はるか役を演じており、中性的なセクシーさ・かっこよさに人気が集まっているといえそうです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Netflix」などで見ることができます。

■憂いを帯びた声が魅力!

●『D.Gray-man』/アレン・ウォーカー

『D.Gray-man』DVD第1巻(アニプレックス)

 舞台は、仮想19世紀末のヨーロッパ。世界を終わらせようとたくらむ千年伯爵(CV:滝口順平)は、機械・魂・悲劇を材料に、悪性兵器・AKUMA(アクマ)を造り上げました。そのAKUMAを破壊できるのは、神の結晶・イノセンスに選ばれた「エクソシスト」たちだけ。

 アレン・ウォーカー(CV:小林沙苗)やリナリー・リー(CV:伊藤静)たちは、「黒の教団」に所属するエクソシストです。アレンたちはそれぞれのイノセンスを武器に、千年伯爵へと立ち向かうのでした。

『D.Gray-man』は、同名マンガ(著:星野桂/集英社)を原作としたアニメです。原作は、2022年10月時点で累計発行部数2500万部を突破。小林さん演じるアレンは、呪われた左目を持つエクソシストで、儚げな雰囲気の優しい少年です。

 礼儀正しく、すらっとしたスタイルの良さが印象的なアレン。美しい顔立ちと優しい性格も手伝い、中性的な魅力がうかがえます。そんなアレンに、小林さんの爽やかで落ち着いた声は、とてもマッチしています。

 AKUMAと戦う時の凛とした声と、どこか憂いを帯びた悲しげな声のギャップもお見事。「この方の声で育った」「高めの綺麗で儚い声が合ってる」と、SNS上でも高い評価を受けています。

 小林さんは、『ヒカルの碁』塔矢アキラ役を過去に演じているものの、少年キャラを担当することはそれほど多くありません。しかしその評判を見ると、アレンは小林さんの貴重な少年役かつ、ハマり役であるといえそうです。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazonプライム・ビデオ」などで見ることができます。

* * *

 時に、男性声優よりも「少年らしいキャラ」を演じてくれる、女性声優たち。異性として「女性から見た少年の魅力」を分かっているからこそ、演技にもその理想像が反映されるのかもしれませんね。

※配信状況は記事掲載時点のものです。

(新美友那)

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