ジャンプ長寿アニメの「驚愕」な放送回数 「1000話超え」が2作も！

■1000話を超えても広がり続ける名作たち

　最初にご紹介するのは3月26日の放送で第一部の最終回を迎えた『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』。2017年4月より放送がスタートした同作ですが、放送話数は全293話にも昇ります。第二部の制作も決まっており、まだまだ広がりをみせるNARUTOワールド。第1作目の『NARUTO -ナルト- 少年篇』から通算すると何話になるのかまとめてみましょう。

　まず原作と同じストーリー展開を描いた「サスケ奪還編」までのストーリーが全135話。その後アニメオリジナルストーリーである「追跡編」が始まり、220話をもって「少年篇」が終了しています。NARUTOブームの礎を築いたストーリーですが、意外と『BORUTO-ボルト-』第一部よりも話数が少ないようです。

　その後、成長したナルトの戦いを描いた「疾風伝」がスタート。アニメオリジナルの展開を踏まえつつラスボスの「大筒木（おおつつき）カグヤ」を倒して、ナルトがヒナタと結婚するまでのストーリーが描かれます。最終話となる「祝いの言葉」までの話数はなんと500話。「 少年篇 」「疾風伝」「NARUTO NEXT GENERATIONS」までのトータル話数は、1013話にも及びます。いつの間にか1000話をオーバーしているのですから驚きです

　1000話越えといえば、2021年発売の「週刊少年ジャンプ 5・6合併号」にて原作の話数が1000話に到達した『ワンピース』もご長寿アニメの筆頭格。1999年に第1話が放送されて以来、現在に至るまで不動の人気を獲得しています。そんなアニメ『ワンピース』の現在のトータル話数は、全1057話（2023年4月15日時点）。「ワノ国編」も佳境に入り、さらなる盛り上がりをみせています。

　ちなみに『ワンピース』のアニメ第1000話では、特別記念としてOPにきただにひろしさんが歌う「ウィーアー！」が復活。第1話から放送されていたアニメ映像を元にしつつも、現在の麦わらの一味が描かれているスペシャルバージョンが楽しめます。当時からアニメを見ていたファンには必見のOPと言えるでしょう。

■「サザエさん」を超えるアニメは現れる？

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　長年愛され続けているジャンプ作品で忘れてはならないのが、バトルアニメの王道である『ドラゴンボール』シリーズ。1986年にTVアニメが放送されて以来、40年近くもの間ファンを魅了している名作です。

　そんな『ドラゴンボール』ですが、無印版と『ドラゴンボール Z』のトータル話数は全444話。さらにアニメオリジナルである『ドラゴンボールGT（全64話）』、2015年から放送され「魔人ブウ編」から原作最終回の時制を描いた『ドラゴンボール超（全131話）』も合わせれば639話にものぼるストーリーが放送されました。

『NARUTO』や『ワンピース』とは異なり、アニメが放送されていなかった時期があったにもかかわらず、世代を超えて愛されている作品はそう多くはないでしょう。

　ちなみに国民的アニメ作品の代表格『サザエさん』の放送回数は、現時点（2023年4月15日時点）で全2695回！　話数を調べてみると8000話をオーバーしており、まさにケタ違いでした。いつの日か『サザエさん』に追いつくジャンプ作品が出てくるのでしょうか…？

（マグミクス編集部）