1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

ドラゴンボール・孫悟空は「師匠失格」? ピッコロの見解は真実なのか

マグミクス / 2023年4月22日 6時25分

ドラゴンボール・孫悟空は「師匠失格」? ピッコロの見解は真実なのか

■ピッコロの「悟空は師匠に向いてない」発言の是非に迫る

『ドラゴンボール』には、さまざまな師匠が登場します。弟子を育て上げるための指導方針はバラエティに富んでおり、物語上でも大きな役割を果たしました。

 主人公の孫悟空は、亀仙人やカリン様、ミスター・ポポ、界王などの指導を受け、実力を高めていったのはご存知の通り。しかし、当の悟空の指導者としての資質について、ピッコロは「師匠にはまるでむいていない」と発言しています。

 ネット上では、このピッコロの発言について、さまざまな声があがっている様子。師匠としての悟空はどうだったのか、息子の悟飯の成長を参考にしながら「指導者としての悟空の資質」に注目してみます。

 悟空の息子・孫悟飯の夢は、学者になること。戦うことが大好きな悟空とは正反対に、争いを好まない大人しいタイプです。その悟飯を戦士として鍛えることになった最初の師匠であるピッコロは、悟飯に対して「あまったれたおまえをみていればよくわかる」と、悟空の師匠としての資質のなさを指摘しました。

 ピッコロは、スパルタながらも影からしっかり見守るスタイルで悟飯を鍛え上げ、地球に襲来したベジータやナッパと戦うための立派な戦士に育て上げます。

 師匠としてのピッコロの評価は高く、読者からは「戦いだけじゃなく、悟飯を精神的にも強くした」「悟飯の真の師匠はピッコロ」といった声が多数ありました。

 師匠としてのピッコロの評価が高まると同時に、先のピッコロの「(悟空は)師匠にはまるでむいていない」という発言もあって、悟空は師匠失格という声も目立ちます。

 この悟空は指導者に不向きという見解は本当に正しいのでしょうか。たしかに最初に悟飯を本格的に鍛えて、精神的・肉体的なタフさを身につけさせたのはピッコロです。しかし、完全体のセルすら凌駕するほどの超一流の戦士にまで育ったのは、悟空の存在なしには語れません。

「セル編」において、悟空と悟飯は1日で1年分の修行が行える「精神と時の部屋」で共に修業します。

 最長48時間いられる「精神と時の部屋」を、悟空と悟飯は20時間程度で切り上げて出てきました。悟空と悟飯は、実質1年に満たないくらいの時間を修行に費やした計算になります。

 その短期間で悟空は、悟飯を超サイヤ人として覚醒させます。さらに日常的に超サイヤ人の状態を維持することで、違和感を取り払うことを指示。悟飯の中に眠っていた力を開放することにも成功したため、これ以上、精神と時の部屋の過酷な環境にいる必要はないと判断したのは、悟空の英断でした。

 結果的に、セル戦で悟飯は真の力を発揮。最後、心が折れて諦めかけた悟飯を鼓舞したのも悟空であり、それが完全体のセルを撃破することにつながりました。

 まだ未熟だった悟飯を短期間のうちに超サイヤ人に覚醒させ、その状態をキープするというアイデアを思いついた悟空。悟飯の実力を的確に計り、オーバーワークにならないよう配慮したあたりからも、悟空は素晴らしい師匠と言えるのではないでしょうか。

 思えば悟空も多くの師匠に指導された経験があるので、師匠としての資質が自然に身についていたのかもしれません。

(マグミクス編集部)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください