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痛覚狂った? 異常に「無茶な戦法」が魅力の主人公たち 「瞬きくらいしろよ」

マグミクス / 2023年4月24日 19時25分

痛覚狂った? 異常に「無茶な戦法」が魅力の主人公たち 「瞬きくらいしろよ」

■「今更こんなの痛がると思った?」

 自らの足をへし折りながら攻撃を仕掛けたり、自分の腕と引き換えにえげつないパンチを放ったりと、イカれた戦い方をするマンガ、アニメの主人公キャラを見ると、驚愕するとともに思わず目を覆いたくなります。「痛覚ある!?」と言いたくなるような、自傷を微塵も恐れずヤバい戦い方をする主人公たちは、その勝利への執念も魅力です。

 近年の人気作の主人公で、一番傷を負っているのでは? と思わされるのは『ゴールデンカムイ』の主人公・杉元佐一です。第1話の時点で、地獄の日露戦争帰りの英雄としてすでに全身傷だらけでしたが、物語が進むにつれて、傷は増えていきます。

 敵の鶴見中尉に、いきなりほっぺたを団子の串で貫かれるという衝撃の場面でも、歴戦の男・杉元は瞬きすらせずに相手を睨みつけていました。その後も、剣で斬られても、ヒグマの爪を顔面に喰らってもひるまず戦い、さらに尾形百之助に頭部を銃弾で撃ち抜かれても生存しており、「主人公だから死なないでしょ」と思っていたファンも、さすがに驚いたようです。

 相棒のアシリパ(リは小文字)さんを探す目的のためなら、杉元は切腹までしようとしました。「俺は不死身の杉元だ!!」の決めゼリフを放つ時は、いつも鬼神のような表情です。放送中のアニメ第4期でも、杉元の異常な戦いぶりは健在で、注目が集まっています。

 また、アニメ「刀鍛冶の里編」が放送中の『鬼滅の刃』の主人公・竈門炭治郎は、どんな激痛でも持ち前の「長男気質」で我慢し、戦い続ける不屈の少年です。日本の興行収入記録を塗り替えた映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』では、夢を操る鬼「下弦の壱・魘夢(えんむ)」によって、全員が眠らされてしまう、という絶望的な事態に陥ります。しかし、ふとしたきっかけで夢のなかにいることを自覚した炭治郎が、誰よりも早く夢の世界から脱出に成功しました。

 問題は、夢からの脱出方法です。魘夢の夢から出るためには、夢のなかで自決するという方法しかなく、炭治郎は眠らされるたびに瞬時に夢のなかで自分の首を切って、魘夢に立ち向かいました。夢と分かっていても、自らの首を切り落とすのは至難の技でしょう。炭治郎だからこそできた、恐るべき戦法でした。

『進撃の巨人』の主人公、エレン・イェーガーは、巨人になるために自らの手を噛みちぎらなければならず、それだけで見ていて「真似できない」と思わされてしまいます。毎回行うこの行為は序の口で、エレンは敵国・マーレの負傷兵になりすますために自ら足を切断し、片目を潰すという信じがたい作戦に出たこともありました。

 一見行き過ぎた自傷に見えますが、目的や仲間のためなら自分がどんな目に遭っても構わない、という思いから出た行動なのでしょう。しかし、後で巨人の力で治せると分かっていても、普通はとてもできることではありません。

『東京喰種』の主人公・金木研は、ある事故をきっかけに「喰種(グール)」になってしまった青年です。彼は敵のヤモリに、言葉に表すのがおぞましいほどの、凄絶な拷問を受けたことがありました。桁外れのショックによって、カネキは白髪になるほどのストレスを与えられています。その後、痛みを受け過ぎた影響なのか、金木は完全に吹っ切れて「君マジで痛覚通ってるのかよ!」と、思ってしまう戦いぶりを見せました。

 なかでも、金木が足をつかまれながら、蹴りを放ったシーンは衝撃です。ヤモリにがっしりつかまれた自らの足をバキバキとへし折りながら、回し蹴りを食らわせるという離れ業を見せました。「今更こんなの痛がると思った?」とひと言放った金木は、ヤモリを吹き飛ばした後、ありえない方向に曲がった足を瞬く間に直します。再生まで痛そうな衝撃の場面で、主人公ながら少し彼のことが怖くなってしまう場面でした。

(LUIS FIELD)

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