2023年春アニメは太ももがトレンド？ 夏には『ライザのアトリエ』にも期待

■ガンダム『水星の魔女』からも参戦！

　アニメ作品のなかには、突如として現れる自主規制……多くの場合は謎の光か作品のマスコットが表れてファンを困惑させることもありますが、2023年の春はそうした自制の対象にならない「太もも」が存在感を増しています。

　少し前には「絶対領域」（ボトムスとハイソックスの間から露出している太もも）が流行していましたが、今期のアニメは太もも祭りともいうべきトレンドが感じられます。

●『勇者が死んだ！』ユナ・ユニス

　今期の太ももを語るのに『勇者が死んだ！』は外せません。マンガアプリ「マンガワン」で連載されていた同名ファンタジーマンガをアニメ化した同作は、主人公のトウカが重度の太ももフェチ。立派な大根に名前を付け、太ももに見立ててニーソを履かせているほどです。

　そんな彼が高く評価する「ムッチムチの太もも」を持つ幼馴染のユナも登場し、1話から強烈なインパクトを残しました。

　この作品でどれほど太ももが重要視されているかわかるのが、2022年11月28日（＝いいニーハイの日）に公開された、3人のヒロインがハイニーソックスを履いた「フトモモニーソビジュアル」の存在です。いざ始まった本編でも第2話で「裸ニーソ」「むっちり太もも美少女」といった言葉が飛び交い、ファンを沸かせています。

●『機動戦士ガンダム 水星の魔女』セセリア・ドート

　メインキャラクターではないものの、その太ももで存在感を発揮しているのが『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のセセリア・ドートです。決闘委員会に所属している皮肉屋……と言われてもピンと来ない人も、ニーソックスを履いてよく足を組みながら嫌味を言っているやや褐色の子……と言われると思い出せるでしょう。

　Season1時点で彼女は密かに人気を集めていましたが、Season2でも第1話からさっそく登場。今回はスレッタの戦いを決闘委員会の面々と観戦して少し喋る程度でした。しかしキャラクター総登場のキービジュアルでは右上でしっかりと太ももを主張。あまりに魅力的なので、今後はメインストーリーに絡んだ本格的な活躍も期待したいところです。

■『グリッドマン』ヒロインの六花を大スクリーンで

●『グリッドマン ユニバース』宝多六花

　この春は、TVアニメだけでなく映画でも、太ももキャラが観客を魅了しました。それが、『グリッドマン ユニバース』のメインヒロインともいえる宝多六花です。

　TVシリーズ『SSSS.GRIDMAN』でも彼女の太ももは大きな話題を呼びましたが、それは新作でも健在。映画館の巨大スクリーンで、その肉感的な太ももをたっぷりと拝めます。と言っても『SSSS.DYNAZENON』から登場したムジナのそれも、相変わらずの良さでしたが……！

●勢いを増す、春の太ももアニメ

　ここまで紹介した3作以外にも、『異世界ワンターンキル姉さん ～姉同伴の異世界生活はじめました～』の姉・マオや『デッドマウント・デスプレイ』の「殺し屋殺し」な眼鏡ちゃんもキラリと光る太ももの持ち主。また『地獄楽』のくのいち・杠（ゆずりは）の忍装束からは、もはや太ももと言っていいのかよくわからない部位まで露出しています。

『六道の悪女たち』の第1話では主人公たち、学校のイケてない男子陣が同級生の太ももを凝視するシーンがありましたが（それに気付かれ咎められるわけですが）、それも仕方ないくらい世間は太ももブームなのです。

　さらに夏には、宝多六花と並ぶ近年の代表的太ももキャラと言えるライザが主人公のゲーム『ライザのアトリエ』がアニメ化します。

　現在はティザービジュアルと特報映像が見られるだけですが、それだけでも存分に太ももへのこだわりは感じられるはず。制作陣には足を向けて寝られません。まさに「太もも百花繚乱」といった趣のある2023年春、そしてそれ以降も太ももに注目しつつアニメを楽しんでいきましょう！

（はるのおと）