初登場時は雑魚キャラの手下！ 『ドラゴンボール超』でヒロインになっちゃったマイ

■まさかの大出世を遂げたマイ

　ベジータ＆ブルマ、クリリン＆人造人間18号など、意外なカップルや夫婦が多い『ドラゴンボール』シリーズで特にファンを驚かせたのは、アニメ『ドラゴンボール超』のトランクス＆マイのカップルです。原作には登場しますが、あまり目立つキャラでもないマイを知らない人もいるのでは？　そこで今回は。突如ヒロインに大抜擢されたマイについて振り返ります。

　マイが初めて登場したのは、『ドラゴンボール』の初期でした。悟空たちと敵対関係であった、悪党・ピラフの手下として登場しています。マイはピラフ一味の紅一点で、軍服を着て男勝りな性格をしていました。しかし、トランクスが初登場した時点では、ピラフ一味はすでにフェードアウトしていたので、ふたりは出会っていません。

　そして、『ドラゴンボール超』で再び登場したマイは、なんと子供の姿でした。その理由は、「人造人間編」にてピッコロが人造人間に倒される数秒前に、ピラフ一味が神龍へ「うんとうーんと若くしてくれ」とお願いしていたからです。結果、想像していた以上に若くなってしまいました。

　同じく子供だったトランクスは、偶然にもマイと出会い、『ドラゴンボール超』の未来トランクス編ではマイが大出世してヒロインの座に就いています。トランクスと苦楽をともにしながら戦い支え合う姿に、強い絆を感じるファンも多いのではないでしょうか。

　登場初期のギャグキャラからのあまりの変わりように、ネット上では「マイってピラフ一味のマイか！？」「原作読んでいた頃の自分に、『ベジータとブルマが結婚してその子供とマイが付き合う』って言っても信じないだろうな」「これほどの大出世キャラっている？」「元の『ドラゴンボール』を知らない視聴者からしたら、『マイって誰？』ってなりそう」という驚きの声が上がっていました。

　また「マイ自体のポテンシャルは昔から高かった気がする」「美人な敵キャラだったよね」「下ネタ好きだったけどそういうところもかわいい」と、もともと整っていた容姿やキャラを褒める意見もあります。ちなみに、マイはハリウッド版の実写映画『DRAGONBALLEVOLUTION』にて、ピッコロ大魔王の手下として単体で登場していました。なぜかは不明ですが、海外ではもともとマイの人気が高いのかもしれません。

（マグミクス編集部）