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『机器猫』って何? 日本人気アニメの中国語タイトルがぱっと見「ムズ過ぎ」

マグミクス / 2023年4月29日 20時25分

『机器猫』って何? 日本人気アニメの中国語タイトルがぱっと見「ムズ過ぎ」

■漢字の字面だと原型がない作品も?

 世界から注目を浴びる日本のアニメ作品ですが、国によってはタイトルが現地の言葉に翻訳されていることも少なくありません。隣国の中国では、日本人にも馴染み深い漢字を使用して、タイトルが翻訳されています。日本人もある程度は中国の漢字が理解できるため「なんとなくわかる」ものもありますが、「どうしてこうなった!?」といった意外な表記もあるようです。

 まず紹介するのが、『ドラえもん』を指す『机器猫』です。「机」という漢字は日本語の漢字で機械の「機」にあたり、「机器」という文字はロボットを意味します。つまり猫のロボット=『ドラえもん』という意味になるのですね。ちなみに中国語での読み方は「ジーチーマオ」。猫のほか、「机」というところからのび太の机のなかのタイムマシンを連想して、このタイトルから『ドラえもん』が想像できる人がいたとしても、「ジーチーマオ」と言われて『ドラえもん』だと分かる人はほとんどいないでしょう。

 次に紹介するのは『七龍珠』です。「チーロンジュ」と発音しますが、日本語名は中国でも大人気のアニメ『ドラゴンボール』です。願いを叶えてもらうために、7つの玉を集めることを、たった漢字3つで見事に表現していました。ちなみに『ドラゴンボール』の登場人物にもそれぞれ漢字表記が使われていますが、クリリンだけ「小林」という普通の名前です。つい「こばやし」と読みたくなるものの、読み方はクリリンと響きの似た「シャオリン」だそうです。

 数ある中国版タイトルのなかで、漢字に元ネタの原型がなく分かりづらいのが『蜡笔小新』です。最初の2文字が馴染みのない難しい漢字であるため、何のアニメか分からない人も多いのではないでしょうか。正解は『クレヨンしんちゃん』で、読み方は「ラービーシャオシン」となります。

 最初の「蜡笔」はクレヨンを意味し、「新」は「しんのすけ」の「しん」、そして日本人が親しみのある人物に「ちゃん」をつけるように、中国では「小」を用いて「小新=しんちゃん」となります。

 ちなみに、2023年4月20日から中国でも映画『THE FIRST SLAM DUNK』が公開中のマンガ『SLAM DUNK』は、中国タイトルだと『灌篮高手(グァンランガオシュ)』と表記されるそうです。灌は「注ぎ入れる,流し込む」などの意味、籃は「バスケット、籠」などの意味、高手は、「達人、名人」を意味し、「ダンクの達人」というような意味を表しています。

 日本のマンガ、アニメは他にも中国でも人気の作品が多数あるので、気になった方は自分の好きな作品の中国語タイトルを調べてみると、面白いのではないでしょうか。

(LUIS FIELD)

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