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今度の学研歴史マンガは「戦い」だ! エンタメ性高め、いざ出陣

マグミクス / 2019年6月27日 15時30分

今度の学研歴史マンガは「戦い」だ! エンタメ性高め、いざ出陣

■第1弾は『関ヶ原の戦い』と『戊辰戦争』

 マンガを読みながら歴史を学べる書籍、「学研まんがNEW日本の歴史」シリーズの姉妹編として、歴史上の「戦い」にフォーカスした「学研まんが 対決日本史シリーズ」が2019年6月に刊行されました。この新シリーズは、マンガ単体としても読者をワクワクさせる魅力を放っているのです。

 従来の「学研まんがNEW日本の歴史」シリーズは、歴史の流れ全体を読者に理解してもらえるように編集されていましたが、そのなかのひとつの事件について深く描くことは難しかったといいます。

 今回発刊された「学研まんが 対決日本史シリーズ」は、日本の歴史の転換点となった事件をより詳しく解説し、母体のシリーズを補完するように作られています。

 最初に発売されるのは、『関ヶ原の戦い』と『戊辰戦争』の2冊。「戦い」の描写を通じて、ドラマ性や人間関係、緊迫感などもマンガに織り込まれるため、エンタテインメント作品としても楽しめるようになっているのです。

■「戦い」から歴史に興味を持ってもらえたら

『関ヶ原の戦い』緊迫の戦闘シーン(画像:学研ホールディングス)

 マンガそのものの魅力を高める工夫について、「学研まんが 対決日本史シリーズ」の担当者は、次のように話します。

「今回、マンガを担当した先生はふたりとも歴史に詳しく、それぞれの『戦い』に強い思い入れをお持ちです。『関ヶ原の戦い』を担当された小坂伊吹先生は、関ヶ原の戦いについて専門家に劣らないほど詳しい知識をお持ちですし、『戊辰戦争』を担当された田中顕先生は、特に明治維新の歴史が好きな方です」

 一方、主な読者層はやはり児童であり、歴史に興味を持ってもらうことが目的であることに変わりません。

「最新の研究成果や学説をストーリーや解説に反映させながら、マニアックになりすぎないように工夫しました。この本をきっかけに、より多くの方が歴史に興味をもっていただけたら」と、担当者は話しています。

 児童にも分かりやすい解説と、漫画家の熱い思いを乗せた迫力ある表現を組み合わせた同シリーズは、学習マンガをさらに進化させていく試みといえるでしょう。

 同シリーズは3冊目として、『大坂の陣』が2019年8月刊行予定です。

(マグミクス編集部)

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