麦わらの一味で一番頭が良いのは誰？ 「気候に強いナミ」「ロビンの知識量には勝てない」

■麦わらの一味で一番の頭脳派は？

『ONE PIECE（ワンピース）』に登場する麦わらの一味には、航海士のナミや考古学者のロビンといった、頭の良さを兼ね備えたメンバーも所属しています。麦わらの一味のなかで、一番頭がいいのは誰なのでしょうか？

　特に、ナミとロビンが「トップクラスに頭が良い」という意見が多いようです。ロビンは幼くしてオハラの考古学博士号を得ており、その頭の良さは、はかり知れません。幼少期から図書館に入り浸り、得た知識量を上回れる人物はそう多くはないでしょう。「確信を突くような発言が多い」「頭の回転が早いから」という声もあがっており、「麦わらの一味で一番頭が良いのはロビン」という意見は信ぴょう性が高そうです。

　また、ナミを一番に推す読者からは「気候の知識も豊富」「常に本を読んで学んでいるイメージ」という意見があがっています。確かにナミの気候や航海の知識は、麦わらの一味の旅路でなくてはならないものです。

　幼少期から海図を描き続けていたナミは、ロビンとは違った分野でかなりの知識量を持っています。また、私たちの世界で気候の知識が豊富な「気象予報士」の資格は、かなりの難関と言われています。「天候を読める」という点で言えば、「気象予報士」のようなナミが気象予報士並みの知識を持っているのであれば、麦わらの一味の「頭脳」として評価されるべきなのは、ナミなのかもしれません。

　ロビンやナミに続いて「頭がよさそう」という声が多いのは、チョッパーとフランキーです。ふたりは、専門的知識は豊富ですが、おバカでお調子者な印象が強く、実際の頭の良さにフォーカスが当たることは多くないためナミやロビンに次いで評価されているようです。

　チョッパーには「やっぱり船医のチョッパーが1位」「薬学知識では誰にも負けない」という声がありました。また、フランキーには「サウザンド・サニー号は頭が良くないと作れない」「あれだけの武器を作れるのは相当の頭脳が必要」という声があがっており、専門的な知識に関しては飛びぬけて「頭がいい」のは確実です。

　一方で「麦わらの一味のなかで一番バカそう」と言われて名前がよく挙がるのは、ルフィとゾロです。ふたりは作中でボケに回ることが多く、ルフィは「考えが直感的で野性的すぎる……」「ルフィは頭を使おうとしないよね」と、あまり深く物事を考えずに進む姿が頭の悪い印象を与えているようです。ゾロに対しては「方向音痴だし、アホそう」「頭を使ったエピソードあったっけ？」とかなり辛辣な声があがっており、どちらがよりバカなのか、議論の的になっています。

　今回、紹介しきれなかったサンジやウソップ、ブルック、ジンベエは、頭の良さで目立ったシーンは多くはありませんが、ルフィやゾロと比べるとかなりの常識人です。4人のなかで、「頭がいい」人物を挙げるなら、ナミやロビンたちでは思いつかない、柔軟な発想を持つウソップの頭脳でしょうか？　弾を手作りすることで、何の殺傷能力もなさそうなパチンコを、強力な武器に変化させたウソップの発想に驚きを隠せません。

　麦わらの一味は、基本的に頭にいいメンバーが情報を補い、行動派なメンバーが戦闘シーンでかっこよく活躍します。改めて考えてみると、麦わらの一味の船員はバランスが良く、考えつくされた設定ということがうかがえます。

（マグミクス編集部）