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もし実写化されたら? ファンが「予想」を楽しむマンガ 「難しいからこそ見たい」

マグミクス / 2023年5月7日 19時55分

もし実写化されたら? ファンが「予想」を楽しむマンガ 「難しいからこそ見たい」

■名前が同じ! 顔が似てる! とキャスト予想が白熱?

 人気マンガの実写化は、原作の魅力が損なわれる可能性から賛否の声が上がりがちですが、マンガを読んでいる時に「主人公とあの俳優の雰囲気が似てる」「〇〇さんの声が浮かんでしまった」など、ふと実写化が頭をよぎったことがあるという人もいるようです。そこで今回は、人気作品というだけでなく、さまざまな理由から実写化が「予想・期待」されているマンガをご紹介します。

●作中でも実写化の話題を取り上げている『【推しの子】』

「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の『【推しの子】』(原作:赤坂アカ・横槍メンゴ)は、2023年4月からアニメ放送が始まり、豊作と名高い春クールのなかでも特に注目されている作品です。アニメが順調なことから、次は実写化するのでは? とも噂されています。

 芸能界を舞台としている同作は、作中でも実写化作品のエピソードを描いているため、実写化に対する話題が上がりがちで、すでに原作読者の間では賛否が分かれています。序盤は「精神は大人の赤ん坊」が登場したり、特定のキャラの目に「星のマーク」が入ったりするなど、けっして「実写化しやすい」作品というわけではありません。

 ただ、「10秒で泣ける天才子役」と称された子役出身のキャラクター・有馬かなに関しては、芦田愛菜さんが合っているのではないかという声が多く上がっています。確かに、名前の響きも似ていますし、天才子役と呼ばれたこと、現在も役者として活躍していること、子役時代に曲を出していることなど共通点も多く、可憐なイメージや読書家な部分もハマりそうです。

 そのほか、主人公・アクアを大西流星さん、アクアの双子の妹・ルビーを畑芽育さんに演じてほしいなどの意見がありました。大西さんと畑さんは、以前からネット上で「顔が似ている」といわれていて、男女の双子という難しいキャスティングも「このふたりならいける!」と感じる人が多いようです。

 一方で、前世の記憶を持った赤ちゃんをどう表現するのか、伝説的なアイドル・星野アイを誰が演じるのかなど、実写化のハードルが高いのも事実です。しかし、かつてないほど「実写化問題」に切り込んだマンガであるため、「逆に『【推しの子】』が実写化されるなら、どうなるのか見てみたい」と思う人も多いようです。

●キャラと同じ名前のあの人に演じてほしい! 『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』

『スーパーの裏でヤニ吸うふたり』(原作:地主)、通称『ヤニすう』は、作者のTwitter上のほか、「月刊ビッグガンガン」でも連載されています。中年サラリーマン・佐々木と、佐々木がよく買い物に行くスーパーの従業員・山田が、タバコを通して交流するヒューマンドラマです。

 くたびれた雰囲気の中年男性と「ふたつの顔」を持つ若い女性が喫煙仲間として親交を深めていく様子を描いている同作は、ふたりがタバコを吸いながら他愛ない会話をする姿がメインになります。そのため、同じく主人公たちのお喋りがメインの『セトウツミ』(原作:此元和津也)がドラマや映画になったように、『ヤニすう』も実写化されそうだと期待されているようです。

 とはいえ、喫煙仲間であるふたりの独特の空気や距離感が魅力の作品なので、キャスティング次第で大きく賛否が分かれるのも予想できます。そんななか、読者から「佐々木役にぜひ!」と推す声が上がっているのが、佐々木蔵之介さんです。キャラクターと同じ名字なので頭に浮かびやすかったというのもありそうですが、かっこいいのに疲労から中年感が滲み出てしまっている絶妙な雰囲気と、善人らしい細やかな優しさを、自然に演じてくれそうな予感がします。

 対する山田は、爽やかな人気店員としての表情と、佐々木の前でだけ「田山」として振る舞うロックな表情を持つ二面性のある役柄なので、実写化の際にはキャスティングが難航しそうです。年齢的には24歳という設定から、20代前半の平手友梨奈さんや白石聖さんの名前があがる一方、実際にタバコを吸っているという噂があり、喫煙者の役を演じた経験もある松岡茉優さんを推す声もありました。

■顔や髪型がもう「人気俳優」に似てる?

●実写化やアニメ化も近い? 『日本三國』

『日本三國』1巻(小学館)

「マンガワン」「裏サンデー」にて連載中の『日本三國』(原作:松木いっか)は、令和末期に文明が崩壊した日本を舞台に、再び戦国時代と化した日本を再統一すべく動き始めた人々の姿を描いています。

 主人公・三角青輝の綺麗な七三分けとしっかりした眉を見て多くの人が「思い浮かべた」という意見が多いのが、菅田将暉さんです。『帝一の國』(原作:古屋兎丸)や『アルキメデスの大戦』(原作:三田紀房)の実写化で七三分けにしていたので、イメージされやすいのも分かります。また、単純に「菅田将暉にしか見えない」と、顔が似ていることに注目している読者の声もありました。

 さらに、『るろうに剣心』(原作:和月伸宏)や『3月のライオン』(原作:羽海野チカ)の実写映画を監督した大友啓史さんによる実写化を希望する声も上がっており、近年の人気マンガにおいては珍しく実写化に肯定的な意見が多くあります。

 歴史背景や設定が細かいこと、キャラクターのセリフにボリュームがあることから、文章量・情報量が膨大な同作は、芯のある力強い画に驚かされながらも、小説のようにも楽しめる魅力的な作品なので、実写やアニメなど映像化が期待されるのも納得です。

(椎崎麗)

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