『ドラゴンボール』最多死亡キャラたち 復活できることに甘え過ぎ？

■『ドラゴンボール』シリーズで最多死亡回数を記録したキャラはふたり！

　大人気アニメである『ドラゴンボール』シリーズといえば、ドラゴンボールの力によって死んだキャラを蘇生できるシーンが印象的です。また途中からドラゴンボールがパワーアップしたこともあり、過去に蘇生させた人を何度も蘇らせることが可能に。そこで今回は、作中で最も死亡回数が多いキャラをご紹介します。

　まず死んだ回数をカウントする範囲は、無印～最新シリーズの『ドラゴンボール超』まで含みます。『GT』に関しては『超』までの世界線からズレてしまうので除外します。

　それを踏まえて結果を見ていくと、最も死亡回数が多いのは4回のクリリンとチャオズが同率の1位です。戦線に立っている悟空やベジータが死んだ回数はともに3回なので、戦う機会が少ないクリリンとチャオズの方が1回多く死んでいることになります。

　最初にチャオズが死んだシーンを振り返ると、「ピッコロ大魔王にやられる・ナッパにくっついて自爆・魔人ブウの地球破壊に巻き込まれる・蘇生したフリーザによる地球破壊」の4場面です。ナッパの背中に密着しながら言った「さよなら、天さん」というセリフは、感動シーンとして覚えているファンが多いでしょう。

　続いてクリリンの場合は「ピッコロ大魔王の手下であるタンバリンにやられる・フリーザにやられる・魔人ブウにチョコにされて食べられる・蘇生したフリーザによる地球破壊」の場面で命を落としていました。しかし2回目のフリーザによる死は、悟空がスーパーサイヤ人になるキッカケになっているので、必要な過程だったとも考えられます。

　チャオズとクリリンの4回が最多死亡回数になりますが、チャオズの2回目の死は自爆が原因です。クリリンはもれなく敵キャラの手によって殺されているため、クリリンの方が「すぐに死んでしまうキャラ」として定着しているかもしれません。

　ちなみに『GT』も含めた場合、クリリンの死亡回数は5回に。ドクター・ゲロとドクター・ミューによって洗脳された人造人間17号に殺されています。ドラゴンボールファンからは、「いくら何でもクリリン、死にすぎ」「もはや死亡要員として認定されてる説ある」などの声が多数上がっているようです。

　存在がいなくなるといえば、ドラゴンボールを集めると現れる神龍も何度も消失しています。消失した場面を見ていくと、ピッコロ大魔王による攻撃、サイヤ人編のピッコロの死、神様とピッコロが同化、後はブウとフリーザの地球破壊の計5回です。とはいってもナメック星にもドラゴンボールがあるので、今となればそこまで問題がない出来事なのかもしれません。

　蘇生が可能なだけに何度も死んでしまうDBキャラたち。『超』シリーズは続いているので、今後はできるだけ「いのちをだいじに」した、ストーリー展開になることを祈るばかりです。

（マグミクス編集部）