【漫画】娘の工作作品が増えすぎて困る！ 「一生使えるから捨てない」と主張したモノとは【作者インタビュー】

■娘が作った「一生使えるやつ」が愛おしい

　娘が一生使えるものを作ってきた出来事を描いたマンガが、Instagramで2800以上のいいねを集め話題となっています。

　7歳の娘が毎日のように持ち帰ってくる工作の収納に困った作者。収納スペースを決めて入らない分は処分することにしましたが、ある日「これだけは捨てないで！」と娘から言われ……という内容で、「工作捨てにくいですよね」「一生使う気なのがかわいい」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「今日より明日は、すこし良い。」でマンガを発表している、ワーキングマザーのあいぽんさんです。あいぽんさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　現在7歳になる娘が生まれてからすぐ、育児の記録として、絵日記のつもりで描き始めました。娘の成長や日常のささいな出来事が愛おしくて……。そういったことを忘れないように記録に残しておこうと思いました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　娘の工作物がたまっていく一方だったので、決めたスペースに入る分だけ取っておこうということになりました。しかし娘が「今日作ったものは、一生使えるから捨てない！」と主張してきたのが、紙製のスマホカバーで……。愛おしくも「アホだな」と思える出来事だったので、忘れないようにとイラストに残しました。

ーーそのスマホカバーを見たときの心境は？

　耐久性がなさそうな、そもそもスマホにフィットしなさそうなカバーだなと思いました（笑）。

ーーその後、工作したスマホカバーは大事にしていますか？

　その後はスマホカバーのことは忘れ去り、「スマホ本体」を工作して大事にしています。寝るときも遊びに行くときもいつも一緒です。何度も機種変更を繰り返し、現在4代目くらいのものを使っています。

ーー作品たちは収納スペースの範囲内に収まっていますか？

　まったく収まらず、週1くらいで「どれを残すか決める」という儀式をしないといけない状況です。

ーーあいぽんさん自身が「これは捨てられない」と思った娘さんの作品はありますか？

「これは残しておくのにふさわしい」と思うような出来栄えの絵は、穴をあけてファイルに閉じています。工作はどうしても場所を取るので、一定期間飾ったあと、写真に撮ったり絵日記に残したりして、サヨナラしています。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「うちも工作が増えていきます」という共感の意見が多かったです。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　放っておいたら忘れてしまうような日々の出来事を、これからもイラストに残していきたいです。ほかにも、これまでAmebaブログの公式トップブロガーとして執筆していたのですが、今年から自分でサーバーを借りてブログを立ち上げたので、そちらの更新も頑張りたいと思います。

（マグミクス編集部）