1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. ゲーム

都市伝説? 『ファミコン』カセットに「フーフー」する行為に意味はあったのか

マグミクス / 2023年5月15日 21時25分

都市伝説? 『ファミコン』カセットに「フーフー」する行為に意味はあったのか

■効果があると信じて疑わなかった?

 かつて多くの子供たちが熱中したファミリーコンピュータ(ファミコン)は、ゲームカセットを入れても、正常に作動しないことが時々ありました。そんな時、子供たちはファミコンカセットの端子部「フーフー」と息を吹きかけ、正常に起動させるのが習慣となっていました。「ファミコン世代」の方は一度はやったことがあると思われるこの行為、冷静に考えてみると意味はあったのか、疑問が残るところです。

 この「ファミコンフーフー」については、SNS上でも「カセットにフーフーしたら調子良くなってた」「なんとなくやっていたけど効果あったのかな?」など、思い出話とともに多くの意見や疑問の声があがっています。また、ネット上では「ゲームが正常に作動しない理由は、端子部分にホコリがたまっているから、フーフーすればホコリが取れたのでは」「息に含まれる水分が金属端子部に付着すると、電気伝導率が上がり一時的に接触不良が改善する」など、見解もさまざまです。

 実際、理由はわからずとも、「息を吹きかければゲームが作動する」という成功体験を持っている方は多いでしょう。実はこの「フーフー」について、任天堂から見解が発表されていました。

 現在は閲覧することができませんが、任天堂が10年以上前に開設していた「スーパーマリオ25周年特設サイト」で紹介されていたテレビCMのなかで、「任天堂からのお知らせ」として「ファミリーコンピュータが発売されていた当時、カセットの金属端子部に息を吹きかけ、ほこりを飛ばす行為が全国的に広がりました。しかし現在ではこの行為は、サビによる故障の原因となることが分かっております」と説明していたのです。

 やはりというか、想像どおりではありますが、息を吹きかける行為に意味はなく、故障のリスクまで指摘されていました。動画では、金属端子の汚れが気になる場合は専用のクリーナーを使うことを推奨しています。ファミコンが発売されてから27年も経ってからの公式発表で、ネットでは「いまさら言われても……」「端子があるものはフーフーするクセがついちゃってるよ」などの声があがっていました。

(LUIS FIELD)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください