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バトル漫画名物? 敵味方関係ない愛すべき「かませ」キャラ 「泣き顔がかわいい」

マグミクス / 2023年5月22日 20時25分

バトル漫画名物? 敵味方関係ない愛すべき「かませ」キャラ 「泣き顔がかわいい」

■バトルマンガあるある!? イキり倒すが負けちゃう愛すべきキャラ

 バトルマンガで主人公たちが悪の組織と戦う際、初戦はイキりキャラであることも多いです。大口を叩き、余裕を見せ、油断から追い詰められ結局敗北。主人公の強さを計る「かませキャラ」として踊ってくれます。そこで今回は、イキり倒すけれど負けてしまう愛すべきキャラを紹介したいと思います。

●『ジョジョの奇妙な冒険』第2部:サンタナの末路は仲間から「若僧」呼ばわり

『ジョジョの奇妙な冒険』第2部で、ジョセフ・ジョースターが柱の男と戦う初戦の相手がサンタナでした。ジョセフを「原始人」呼ばわりし見下しますが、波紋を駆使し対等に戦うと「人間も少しは進化したのか」と余裕の一言。

 そして、バトルの最終局面、屋外での戦いとなり弱点の太陽光を避けるため井戸に逃げ込もうとするサンタナでしたが、ジョセフは阻止するためともに井戸のなかに落下します。サンタナは勝利を確信し「思い知ったか原始人」と言おうとしたところ、ジョセフがセリフを先読みしやり返します。そしてジョセフ発案の上から自然光、下から水に反射する太陽光の「両面焼き」攻撃で敗北しました。

 その後現れたカーズ、ワウム、エシディシからは「ヤツ(サンタナ)は我らの能力についてこれなかった若僧」と散々な言われようです。これはバトルマンガあるあるの「奴は我々のなかでも最弱」的なセリフでした。

 そんなサンタナですが、登場時は足もともおぼつかず、くんくん匂いをかいだりする仕草を見せるなど、ちょっとかわいいところもあります。

●『るろうに剣心』最強軍団の最弱? 沢下条張

『るろうに剣心』の京都編に登場する、志々雄真実の下にいる勢力「十本刀」のひとり・沢下条張は、赤ちゃんを人質に非戦闘員の父親を脅すなど、最低な悪役として登場しました。逆刃刀を失った剣心とのバトル中には関西弁でベラベラとしゃべりますが、とどめをさせず、逆刃刀・真打を手にした剣心の一撃でねじ伏せられます。

 その後、逮捕された張は、口軽く志々雄の目的などをしゃべり放題。イキり+かませ、さらにサイコとモブの条件を濃縮したようなキャラですが、明るい性格は、憎めないところもあります。

■味方にも「イキりかませ」キャラはいる?

●『葬送のフリーレン』:イキった末にまさかの敗北に涙を流すアウラ

2023年秋に待望のアニメがスタートする『葬送のフリーレン』 (C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/『葬送のフリーレン』製作委員会

 アニメ化も控えるファンタジー作品『葬送のフリーレン』で、フリーレンがグラナト伯爵領で出会ったのが、「断頭台のアウラ」でした。500年生きている魔族で、不死の軍勢を率いるアウラはフリーレンに対し、「私の方が圧倒的に優勢」と自信満々に余裕を見せ笑顔すらこぼします。

 そして服従の天秤で自身とフリーレンの魂を秤にかけ、軽い方が服従する魔法を詠唱。魂(魔力)に絶大な自信を持ち勝利を確信したアウラでしたが、秤に負けフリーレンの命令で自害させられました。さんざん余裕をこき負けてしまったアウラですが、自害する直前、涙を流すところが彼女の見た目も相まってかわいらしいです。

●『ワールドトリガー』:イキりすぎて味方からも見捨てられるエネドラ

 異世界からの侵略者・近界民(ネイバー)と防衛組織(ボーダー)の戦いを描くSFバトルマンガ『ワールドトリガー』にて、アフトクラトルの大規模侵攻で、こちらの世界にやってきたひとりがエネドラでした。上官に対し「猿(ボーダー)相手にビビッてんじゃねーの?」、味方のヒュースに「雑魚が」と吐き捨てるなど、とにかく口が悪いです。また自分だけで皆殺しにできると軽口を叩く、「イキりかませ」フラグも立てます。

 バトルに入ると「がんばってくれよ」と相手を煽り、「ぶっ殺せるなら誰でも」とサイコな表情も隠しません。しかしノーマルトリガー最強の男、忍田本部長の活躍により敗北。最期は、味方にとどめをさされてしまいました。

 エネドラの「イキりっぷり」は、死後も発揮されます。生態データが保存されていた彼の角をラッドに乗せ換えたことにより、ラッドを通じ生前のような高慢な口ぶりでアフトクラトルの情報をベラベラしゃべり、ボーダーに貢献してしまいました。同じように置いてけぼりを食らったヒュースが、決して口を割らないのに比べると、軽薄な男です。

●『キン肉マン』:わきまえているのか? いないのか? 「謎イキり」のジェロニモ

 最後は味方側にもいる「イキり弱キャラ」を紹介します。『キン肉マン』のジェロニモは、自分の未熟さを自覚し、正義超人のなかで下っ端(実際は人間)と公言する謙虚な奴かと思いきや、意外と「イキり」を見せていました。

「黄金のマスク編」でキン肉マンは、スニゲーター戦後、超人強度がゼロになり瀕死に陥ります。すると外野の超人からヤジが飛び、これを見たジェロニモは先輩超人らに「キン肉マンが戦っとる間、文句いうとっただけじゃなかか」と非難。そして間に入ったウルフマンは、命の球をキン肉マンに差し出し絶命しました。この際、ジェロニモは勇気を認められ、ウルフマンからマゲをもらっていますが、実質文句を言っただけとなっています。

 その後、サンシャインとの対戦では、「命を捨ててもこの大任は果たさねばならん」と決意を口にしますが、技を食らわせたのに自分のアキレス腱が切れたり、背骨が折れたりします。何とか勝利を収めますが、姿を現した大ボスの悪魔将軍に対しては、先輩超人を差し置いて、真っ先に食ってかかり「地獄の断頭台」の餌食になりました。

(南城与右衛門)

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