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実現する? 人気マンガの因縁ありすぎな「リベンジマッチ」 完結前にお願い!

マグミクス / 2023年5月24日 18時25分

実現する? 人気マンガの因縁ありすぎな「リベンジマッチ」 完結前にお願い!

■そろそろ実現する? 初期から続く因縁の対決

 バトルマンガでは数多くの戦いが行われていますが、長期連載されている作品のなかには、何年も再戦を期待されながら、実現していない戦いもあります。今回は、物語が終わる前にどうしても実現して欲しい、長寿マンガの因縁のふたりによる「リベンジマッチ」を紹介します。

※この記事では『ONE PIECE』『ベルセルク』の単行本未収録の内容に触れています。

●ゾロvsミホーク:『ONE PIECE』

 最終章に突入した『ONE PIECE』で、ぜひとも実現して欲しい「リベンジマッチ」といえば、ゾロとミホークの戦いを挙げる方が多いのではないでしょうか。世界一の大剣豪を目指すゾロと、「世界一の剣士」ミホークの因縁は、物語序盤の第6巻で始まりました。

 サンジが働いていた海上レストラン・バラティエとクリーク海賊団の抗争の最中に、暇つぶしに偉大なる航路(グランドライン)から、東の海(イーストブルー)までクリーク海賊団を追ってきたジュラキュール・ミホーク。目標である「世界一」を目の前にしたゾロは、戦いを挑みますが、世界一の壁は高く、ゾロの剣はミホークには通じません。そして、ミホークの世界最強の黒刀「夜」の一撃を受けたゾロは、意識を失って海中に沈んだのです。

 その後、一命をとりとめたゾロが、涙ながらに「おれはもう!二度と敗けねェから!!」とルフィに誓う場面は感動的です。もちろん、再戦を望む声も多いのですが、ゾロがミホークに弟子入りするという紆余曲折もあり、単行本が第105巻まで発売されている現在もいまだ実現していません。

 しかし、ミホークはバギーをトップにおいた組織「クロスギルド」に参加し、そのクロスギルドが「ワンピース」を目指して動き始めており、決戦の舞台は着々と整っているのです。ファンの間では、そう遠くないうちにゾロのリベンジマッチが見られるかもしれないと、期待が高まっています。

●ガッツvsグリフィス:『ベルセルク』

 人気ダークファンタジーで、主人公・ガッツのグリフィスへの壮大な復讐物語でもある『ベルセルク』では、 ふたりの因縁の対決が期待されています。同作の作者・三浦建太郎先生は2021年5月に亡くなりましたが、三浦先生の親友で「最終回までの展開」を聞かされていた森恒二先生が監修を務め、弟子が所属する「スタジオ我画」の手で連載が続いている状態です。

 ガッツとグリフィスが直接剣を交えたのは、グリフィスが自ら率いている傭兵団「鷹の団」にガッツを勧誘した時と、ガッツが「鷹の団」を去ろうとした時の2回です。グリフィスに負けて「鷹の団」に加わったガッツは、切り込み隊長として活躍していました。しかし、グリフィスと対等な立場でいるために、ガッツは「鷹の団」を去ることを決意します。そして、退団を認めないグリフィスを剣で黙らせたガッツは、そのまま「鷹の団」を後にしました。

 グリフィスは、唯一心を許せる友・ガッツが鷹の団を去ったことで自暴自棄になり、王女と密通し国王に捕らえられます。その後、虜囚となったグリフィスは激しい拷問を受け、仲間に助け出された際には、再起不能の身体になっていました。

 絶望したグリフィスは助け出してくれた「鷹の団」の面々とガッツを生贄に捧げ、人間を使徒に変える魔の儀式「蝕」を引き起こします。鷹の団の団員は魔物たちに次々殺され、グリフィスはガッツの恋人・キャスカをその目の前で凌辱し、5人目のゴッド・ハンド「フェムト」に転生したのです。

 その後グリフィスは 聖地アルビオンで「模擬蝕」を起こして転生し、人を超越した存在「光の鷹」となります。そしてグリフィスは夢だった「自分の国」を手に入れ、さらに三浦先生の死後に発表された368話では、正気を取り戻したばかりのキャスカをガッツのもとから奪い去りました。これほどの因縁を持つふたりの決着が穏便に済むはずもなく、いつか確実に再戦するものと思われます。

 人を超越した存在となったグリフィスと、いまだ剣を主体にした戦いを続け、「狂戦士の甲冑」で無理やり人の限界を超えているガッツが、果たしてどんなバトルを繰り広げるのか、期待は膨らむばかりです。お互いを特別視しているふたりは、どのような決着を迎えるのでしょうか。

■大人気ボクシングマンガの、いまだ果たされていない「再戦の約束」

●一歩vs宮田:『はじめの一歩』

幕ノ内一歩と宮田一郎の初期の因縁の対決が収録された「ベストバウトオブはじめの一歩! 幕之内一歩VS.宮田一郎幕之内一歩VS.ハンマー」(講談社)

 現在137巻まで単行本が発売されている大人気ボクシングマンガ『はじめの一歩』では、数々の名勝負が繰り広げられてきました。そして、ファンがもっとも実現して欲しいと願っている対戦カードは、「幕ノ内一歩vs宮田一郎」ではないでしょうか。

 ふたりの最初の対決は、単行本第1巻で行われたスパーリングです。当時まだボクシングジムにも通っていなかった一歩の「実力を見る」という名目で、一歩と宮田のスパーリングが組まれました。しかし、すでにプロとして活躍していた宮田に、ほぼ素人の一歩が勝てるはずもなく、素質と根性は見せたものの、一歩は一撃も入れられず、宮田のカウンターでKO負けを喫します。この時から宮田は、一歩の潜在能力に驚いていました。

 2度目の対決は、最初の対決から作中の時間で3か月後の、一歩のプロテスト直前に行われました。本番の試合と同条件で行われたスパーリングは、ともに何度もダウンする好勝負を繰り広げます。そして最後は、アゴ先をかすめた一歩のアッパーで宮田が膝をつき、一歩がKO勝利したのです。

 ふたりの勝負は1勝1敗となり、宮田は「この決着はプロのリングでつけようぜ!」と一歩と約束して、鴨川ジムを去りました。しかし、ともに勝ち進んだ東日本新人王戦のトーナメントでは、宮田が準決勝の間柴了戦で、圧倒的優位に試合を進めながらも、間柴に足を踏まれて負傷。そのまま敗れてしまい、約束は実現しませんでした。

 その後、日本チャンピオンとなった一歩と肩を並べるため、宮田は東洋太平洋チャンピオンに挑戦します。そして、見事チャンピオンの座につき、ふたりの再戦は実現するかと思われました。しかし宮田は、父が引退するきっかけになった仇の息子ランディー・ボーイ・Jrと出会い、父の無念を晴らすため、彼との戦いを優先します。

 再戦の約束は果たせず、その後、一歩が現役を引退してセコンドとなり、宮田も階級を上げることを示唆する描写がありました。さらに遠のいたふたりの戦いですが、それでも、「最終回までに実現して欲しい」「これをやらなきゃ完結させられないのでは」「一歩もそろそろ復帰に向けて動くはず」と、実現を望むファンの切実な声が挙がっています。

(SU_BU)

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