「経験vs未知の能力」なら勝るのは？ 『ワンピ』新旧海軍大将の実力を比較

■化け物ぞろいの新・旧海軍大将

『ONE PIECE（ワンピース）』の世界で海軍大将は、圧倒的な強さから海賊の前に立ちはだかる存在です。地位が揺らぐことはないかと思われていましたが、元総帥・センゴクの引退に伴い、海軍大将の大幅な入れ替えが行われました。

　旧海軍大将と新海軍大将に対して「どっちが強いか」という議論が巻き起こっています。経験や格という意味で「旧海軍大将の方が上」という意見もあれば、未だ実力の全てが明かされていないため、「新海軍大将が上」という意見もあがっているようです。この記事では、いままでの経歴から互いの実力差について比べます。

　読者のなかには「旧海軍大将の方が強い」と考える人が多いです。そもそも新海軍大将の藤虎（イッショウ）と緑牛（アラマキ）は、赤犬（サカズキ）の元帥就任と青雉（クザン）の海軍除籍によって空いた穴を埋めるために「世界徴兵」で集められた人材でした。

　旧海軍大将は下からの突き上げで大将の座を降りたわけではないので、経験や格という意味でも「旧海軍大将の方が上」と考える人が多いようです。

　また、能力的にも「旧海軍大将に分がある」と考える人は多いです。特に圧倒的な火力を持つサカズキについては「海軍最強」という声もあがっています。そんなサカズキとほぼ互角に戦ったクザンも、実質同等の強さであると思われます。

　何よりも「作中最強」といわれることも多い「ピカピカの実」の能力者・黄猿（ボルサリーノ）がいます。彼だけは、入れ替わったあとも海軍大将の座に座り続けており、「光の速度という人智を超えた能力」「強さの底が見えない」と評価する意見がありました。

　もちろん、新海軍大将を推す声もあります。特にイッショウはサカズキとも対決姿勢を見せており、このふたりの実力差がないと推測する読者もいます。また、イッショウは見聞色の覇気の達人と見られており、カタクリやシャンクスのように未来視を駆使して戦うことができれば、旧海軍大将たちにも引けは取らないでしょう。

　アラマキについても「化け物感ならトップ」「才能は一番ありそう」など、まだ全容が明らかになっていない隠された実力に期待する声がありました。敵から養分を吸い取ったり広範囲に森を作って攻撃したりするなど、確かにアラマキの能力は化け物じみています。いまだ明かされていない技のなかには、ほかの海軍大将を圧倒できるほど強力な一手があるのかもしれません。

　いままでの作中で、新旧問わず、5人の海軍大将は、「全力の戦闘シーン」はあまり多く描かれていません。今後のエピソードで、海軍大将たちが本領を発揮する「全力の戦闘シーン」が描かれる日は来るのでしょうか？

（マグミクス編集部）