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え?まさか? 衝撃的な「裏切り展開」を起こした作品 「伏線が見事すぎ」

マグミクス / 2023年5月29日 18時25分

え?まさか? 衝撃的な「裏切り展開」を起こした作品 「伏線が見事すぎ」

■敵組織のキャラ同士でも「裏切り」は衝撃

 マンガやアニメ作品のなかには、本性を隠して行動するキャラも存在します。そんなキャラがあらかじめ予定していた裏切りや、突如の寝返りを起こす展開は、「衝撃だった」「予想外だった」などと話題になりやすいです。

 裏切りキャラとして特に有名なのは、『機動戦士ガンダム』に登場するシャア・アズナブルです。『機動戦士ガンダム』のシャアは主人公アムロ・レイが所属する地球連邦軍に敵対する、ジオン公国のライバルキャラで、「赤い彗星」と呼ばれる異名を持つ強敵でした。そんな彼の正体はジオンを創設した「ジオン・ズム・ダイクン」の息子であり、ダイクンに代わってジオンを牛耳るザビ家に復讐するという目的があったのです。

 シャアは第10話で、士官学校時代からの友人だったガルマ・ザビを騙して孤立状態にさせ、間接的に殺害します。ザビ家に復讐することが目的だったとはいえ、仲の良かったガルマを殺害したことは、ネット上で今でも「もっとやり方があったのでは」「ガルマは殺さなくても……」というファンもいます。

 裏切ってから高い人気を獲得したのが、『BLEACH』の藍染惣右介です。死神のルキアから力を与えられた主人公・黒崎一護が、悪霊の虚(ホロウ)を退治していく同作で、藍染惣右介は死神たちが所属する護廷十三隊の五番隊隊長を務める人物として登場しました。登場当初はメガネ姿で優しく温和な雰囲気が特徴でしたが、彼はすぐに謎の死を遂げてしまいます。

 何者かに殺害されたかと思われた藍染ですが、それは彼の斬魄刀「鏡花水月」の能力で周囲を欺いていただけで、実際は死神側を裏切ってルキアの体内にあった崩玉(ほうぎょく)を手に入れることが狙いでした。目的を達成した藍染は、敵である虚(ホロウ)を従え、メガネを外し「私が天に立つ」と堂々と宣言します。

 初期の温和なキャラから一転、ラスボス候補となった藍染ですが、突然かついかにも怪しい死に方だったため、「生存説」を予想する人も当時から多くいました。正体を表してからの藍染は「破面篇」のラスボスとなり、相手を催眠状態に陥れる「鏡花水月」や圧倒的な霊圧などの実力を見せたほか、「あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ」「憧れは理解から最も遠い感情だよ」「勝者とは常に世界がどういう物かではなく、どうあるべきかを語らなければならない」など、数々の名言を残して人気のキャラとなりました。

 そんな藍染は2021年にマーベルスタジオのドラマ『ロキ』とのスペシャルコラボで、「マーベル・シネマティック・ユニバース」を代表する「裏切りの神」ロキと並んだ「特別ビジュアル」が解禁されています。ファンの間で「日本の裏切りキャラ代表は藍染様と公認されたのか」「こんなに『裏切りそうな顔』がふたつ並んでいるのは初めて見た」と話題になりました。

 中盤での裏切りとどんでん返しが話題を呼んだのが、『暗殺教室』に登場する「茅野カエデ」です。『暗殺教室』は、月を爆破し次は地球を爆破すると宣言する謎の生物の教師「殺せんせー」と、彼を殺す使命を課された生徒たちの交流を描くストーリーです。茅野カエデは殺せんせーが赴任した椚ヶ丘中学校の3年E組に所属する生徒で、語り部役の潮田渚と仲の良いキャラクターでした。

 しかし、実は茅野カエデは偽名であり、本名は「雪村あかり」で、姉の雪村あぐりを殺害した仇として、殺せんせーに復讐することを目的としていたのです。茅野は殺せんせーを殺害する武器として、彼と同じ「触手」を自身に移植しており、暗殺のチャンスを待っていたました。そして機会が訪れた第128話にて突如豹変し、殺せんせーの殺害に動き出します。

 これまで無害な雰囲気だった茅野が本性を表したことで、衝撃の展開となった『暗殺教室』ですが、「本当の刃は親しい友達にも見せないものよ」と発言していたり、「泳ぐのは苦手(殺せんせーも泳げない)」ことが描かれていたりと、彼女の秘密に関する伏線は至るところに張られていました。この展開には「以前の描写だけじゃ怪しいと思えないのが、本当に伏線って感じ」「正体が分かってからの怒涛の過去編突入も激アツだった」と、絶妙な伏線回収に賞賛の声が寄せられています。

 その他、『うしおととら』終盤でうしおたちを裏切って大妖怪「白面の者」の側に付いた天才・秋葉流や、自身の夢のために仲間のガッツや鷹の団の面々を生贄にして「蝕」を引き起こした『ベルセルク』のグリフィス、敵対組織・陸軍第七師団を裏切って主人公・杉元佐一側に付いていたかと思いきや、網走監獄で突如杉元を狙撃した『ゴールデンカムイ』の尾形百之助など、さまざまな事情で裏切りを見せたキャラたちがいました。ミステリアスで複雑な内面を抱えた彼らは人気が高く、作品に欠かせない存在と言えます。

(LUIS FIELD)

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