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「ととのう」ってすごい。ドラマ原作『サ道』は最高のサウナ実用書だった!

マグミクス / 2019年7月22日 11時55分

「ととのう」ってすごい。ドラマ原作『サ道』は最高のサウナ実用書だった!

■個性も人生もみんなバラバラ! なのに「サウナが好き」の一体感

 2019年7月19日(金)より、ドラマ『サ道』がテレビ東京で放映開始しました。サウナの気持ちよさを知ってしまった主人公、ナカタアツロウ(原田泰造)が、偶然さん(三宅弘城)、イケメン蒸し男(磯村勇斗)らと個性的なサウナ仲間とサウナのある日常を楽しむ物語です。

 原作はタナカカツキ氏によるマンガ『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』(講談社)で、サウナにどっぷりハマる個性的な「サウナー」の日常が描かれています。

 熱々のサウナ室でたっぷりと汗をかき、冷え冷えの水風呂にゆっくり浸かり、イスやベンチに腰かけて休憩する。文字だけだと明らかに苦行・拷問を連想するこの行為で、「ととのった!」という深い快感を味わっている人びとがいます。

 やかましいけど憎めないおっさんや、謎めいた紳士、ちょっと頼りなげなおじさん、寡黙なOL。『サ道』に登場する登場人物は、作者であり主人公である「私」も含めて、サウナのとりこになっています。

 作者のタナカカツキ氏は、「公益財団法人日本サウナ・スパ協会」という、由緒正しき団体から「サウナ大使」に認定されています。まさに彼は、サウナの伝道師なわけです。

 彼が描く『サ道』には、サウナでのマナーや最近増えてきたロウリュサービスの楽しみ方、理論的にも証明されているサウナの「ととのう」理由が、1話ごとに散りばめられています。ウンチクやハウツーが、ユーモア溢れる登場人物の日常とともにやってくるので、読みながらサウナの疑似体験をしている気分になります。

■体中から喜びあふれれる「ととのう」を実体験

原作マンガ『マンガ サ道〜マンガで読むサウナ道〜』 (C)タナカカツキ/講談社

 ……いや、ちょっと待った。どんなにマンガでサウナの魅力を知ったところで、この「ととのう」を知らなければ『サ道』の魅力を100%味わったとは言えないのでは? そう思った私は、近くのスーパー銭湯で、人生初のサウナを体験しました。

 まずはサウナ室でじっと座りながら、静かな時間を5分ほど過ごします。たっぷり書いた汗をシャワーでさっと洗い流し、今度は水風呂へ。うう、冷たい!寒い!それでも我慢すると、水温にも徐々に慣れていきます。ムリはせず2〜3分で水風呂を後にして、イスに座って休憩。

 するとどうでしょう。熱い・冷たいを交互に経験した体の中で、血流が全身を目まぐるしく駆け巡っていくのがわかります。内から外へ、熱とともに広がる爽快感。これが「ととのった」か……!さっと体験するつもりが、気づけば3周もしていました。

 『サ道』はコミックエッセイでありながら、超実用的なサウナ入門書でした。この興奮を教えてくれた作者とドラマの登場人物が、「かけがえのない仲間」に見えたから不思議です。この夏、ぜひ一緒にととのいましょう。

※ドラマ『サ道』第2話は、2019年7月26日(金)24:52 より、テレビ東京などで放送予定です。

(サトートモロー)

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