『ワンピース』ビッグ・マムの敗因とは？ 覚醒技連発で「勝てない方がおかしい」

■覚醒した「悪魔の実」が勝負の決め手？

『ONE PIECE（ワンピース）』に登場するビッグ・マム（シャーロット・リンリン）は、「万国（トットランド）」の女王で登場当初は四皇のひとりでした。

※この記事は「ワノ国編」のストーリー内容を含みますのでご注意下さい。

　幼少期はわずか6歳にして懸賞金5000万ベリー、現在は43億ベリーを超える懸賞金をかけられています。同じ四皇のシャンクスは40億のため、海軍からの警戒具合からどれほどの強さなのかが伝わってきます。

　ビッグ・マムは、「ワノ国編」ではカイドウと手を組みましたが、格下と思われたトラファルガー・ローとユースタス・キッドに敗れる結果となりました。ネット上では「ビッグ・マムほどの実力者がなぜ負けたのか？」と疑問の声があがっています。実力差がありそうなローとキッドは、なぜビッグ・マムに勝利できたのでしょうか？

ビッグ・マムは、ルフィたちを追って「ワノ国」までやってきました。そして、カイドウと同盟を結び、強大な敵としてルフィたちの前に立ちはだかりました。　ビッグ・マムとカイドウを前にルフィ、ゾロ、ロー、キッドは全力を尽くしますが、勝機が見えません。そこで、ローとキッドがビッグ・マムとカイドウを引き離そすという作戦を実行しました。

　ビッグ・マムとカイドウを引き離すことに成功したふたりは一度バラバラに行動していたものの、再び合流してビッグ・マムとの戦いが始まりました。しかし、2対1にも関わらず、ローとキッドはかなりの劣勢を強いられます。ボロボロな状態のローは力を振り絞り、「オペオペの実」の覚醒技「K・ROOM（クローム）」で、ビッグ・マムの体内へ直接ダメージを与えました。

　さらにキッドも「ジキジキの実」の覚醒技を使って、ビッグ・マムの体に磁力を与える「付与（アサイン）」を発動し、巨大な鉄骨とくっつけてしまいます。ふたりからの攻撃に激怒したビッグ・マムによって再び劣勢に陥りますが、ふたりの渾身の一撃で巻き返し、勝利をつかみます。

　今回のビッグ・マムの一番の敗因はカイドウと離れてしまったことではないでしょうか。カイドウと引き離すために、ゼウスやプロメテウスを隔離させたときは策略にまんまと引っかかり海へ落ちかけました。この戦いはローたちの作戦勝ちといえるかもしれません。

「ワノ国編」入国当初、ルーキーとして勢いに乗っていたローとキッドは、5億ベリーほどの懸賞金しか、かけられていませんでした。ビッグ・マムを倒したあとは、前回から比べると6倍にもなる30億ベリーという破格の懸賞金がかけられています。

　完全に格上と思われたビッグ・マムとの戦いに対して、ネット上では「さすがのビッグ・マムもローとキッドのふたり相手は荷が重い」「ローの内臓ダメージとキッドの物理的攻撃はつらいよね」と、納得の声も多いようです。

（マグミクス編集部）