【漫画】スーパーの入口で踊り続ける娘 帰りたい母はいろんな誘導を試すも「効果なし」で？【作者インタビュー】

■母の葛藤に「分かる」「将来有望かも」

　娘がスーパーの前で踊り続けていたときの出来事について描いたマンガが、Instagramで500以上のいいねを集め話題となっています。

　スーパーの店内BGMに合わせてノリノリで踊り続ける娘。買い物が終わって早く帰りたい母は、あの手この手で娘を誘導しますが……という内容で、読者からは「娘さんかわいい！」「将来が楽しみですね」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramでマンガを発表している、イラストレーターのたすこさん（@mmtsk92）です。たすこさんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　2020年の11月からです。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　もともとダンスや歌が好きな娘ですが、外で踊ったのは初めてでした。しかも、なかなか終わらないこと……。また、Perfumeさんの「ねぇ」という曲が娘のツボに刺さっていたことも新鮮な出来事で、面白かったのでマンガにしてみました。

ーー娘さんは音楽に合わせて踊ることが好きなのですか？

　大好きです！　家ではもちろん、保育園でもいつもノリノリで踊っている、と担任の先生から聞いています。

ーー娘さんが外で踊り出すことはよくあるのですか？

　外で踊り出したのは、このときが初めてでした。これまでいろいろなお店を利用した際に、店内BGMがかかっていても特に反応はありませんでした。曲が相当気に入ったんだと思います。

ーー娘さんはどのくらいの時間、踊り続けていましたか？

　マンガ内では「体感時間10分」と書いていますが、実際には数分だったかと思います。「かわいいなあ」と思いつつ、ほかの方の迷惑にもなるので、「できれば家で踊ってくれ～」と思っていました（笑）。

ーー娘さんを抱きかかえて帰宅したとき、娘さんは何か言っていましたか？

　自転車に乗せてからしばらくは泣きながら怒っていましたが、家に着く頃にはケロッとしていました。家でも「ねぇ」を聞かせてあげると、リズムに乗って体を揺らしていました。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「分かる！」という共感の声をいただきました。また、「活魚になったわが子の大変だったエピソード」について教えてくださった方もいました。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　子供のプライバシーのこともあるので、生涯育児絵日記を描き続けることはないかもしれません。将来的には、自分主体のエッセイマンガやイラストにシフトしていければと考えています。

（マグミクス編集部）