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『劇場版シティーハンター』神谷明、待望の続編に「やっとか!」 キャスト陣が制作秘話を披露【レポート】

マグミクス / 2023年6月14日 12時15分

『劇場版シティーハンター』神谷明、待望の続編に「やっとか!」 キャスト陣が制作秘話を披露【レポート】

■「やっとか!」キャストも待ち望んだ続編

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』プレス発表イベントが、6月13日にEXシアター六本木で行われました。本作は2023年9月8日公開予定の新作アニメーション映画です。2019年に公開された『劇場版シティーハンター 』の続編で、主人公・冴羽リョウの過去が描かれます。

 プレス発表イベントには、冴羽リョウを演じる神谷明さんのほか、新キャラクターのアンジー役・沢城みゆきさん、海原神役・堀内賢雄さん、そして総監督のこだま兼嗣さんが登壇。収録の裏話などに花を咲かせました。さらにイベントのラストには主題歌を担当するTM NETWORKの小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんが登場し、楽曲に対する思いを語りました。

 最初にこだま総監督が本作について「原作ファン、アニメファン、さらに新しいファンも獲得したいと考え、ストーリーを構成しました。ぜひお楽しみください」と、力強くコメント。従来からのファンはもちろん、本作で初めて『シティーハンター』に触れる人でも楽しめる内容になっているそうです。

 続いて、キャスト陣へ本作の出演が決まったときの心境が尋ねられると、神谷さんは「『やっとか!』という思いと、嬉しさが同時にこみ上げてきました」と、前作からの4年間を待ち遠しく思っていたことを明かしました。

 沢城さんは「世代的にTVシリーズには参加できませんでしたが、まさか劇場版という大きな舞台をいただけるとは。夢が叶ったような気持ちでした」と、緊張と喜びを交えて語ります。

 TVシリーズ1期の第6話に加納役で出演していた堀内さんは「当時神谷さんのお芝居を見て『いつかこういうお芝居ができるようになるのかな』と思っていました」と、憧れを口にしました。本作で海原という重要な役を任せてもらえたことにも、大きな喜びを感じたといいます。

 思い入れの深い作品だけに、アフレコ前日は「あまり眠れなかった」と、収録を振り返る堀内さん。「海原神の持っている哀愁や悲哀を出すために何度もテイクを重ね、みなさんの納得いくものを入念に録りました」と、こだわりを語っていました。

 アフレコ当時はコロナ禍で個別収録が多い状況だったものの、沢城さんは「このチャンスを逃すわけにはいかない!」と思い、神谷さんと伊倉一恵さん(槇村香)と一緒に収録したいと要望を出したそう。「お互いに相手の魅力を伝えながら、ふたりでキャラクターを立ち上げていた」と、神谷さんと伊倉さんの演技に感動していました。

■最終章は「ジェットコースターに乗っているかのよう」

アフレコの思い出を語る、左から堀内賢雄さん、沢城みゆきさん、神谷明さん

 いよいよシリーズ最終章となる本作。こだま総監督は「もう避けて通れない冴羽リョウの過去を表現しなければいけなかった点が、いちばん難しかったです。どうやって表現しようかと何度もシナリオの方たちとやりとりをして、原作者の北条(司)先生からもたくさんのアイデアをいただき完成しました」と苦労を語ります。

 一方で神谷さんは「最終章ということは『これで終わりかな』というつもりで演じましたが、序章のような印象もあります」と、正直な気持ちを告白。また、本作のストーリーについて「遊園地のジェットコースターに乗っているかのように展開されます。演じていて本当におもしろかったです」と振り返りました。

 本作のオリジナルキャラクターを演じる関智一さん(ピラルクー役)、木村昴さん(エスパーダ役)からのビデオメッセージも上映。前作の『劇場版シティーハンター 』を映画館で見たという木村さんは「誰もが知っているタイトルに、長年コンビを組んでいる関さんと出演できて嬉しい」と語りました。

 関さんは「神谷さんたちには別の現場で何回もお会いしているのに、今回はサインをもらってしまうほど嬉しい現場でした」と、『シティーハンター』への強い思い入れをコメント。神谷さんは『シティーハンター』のアフレコで毎回出演者からサインをもらっていたものの、今回は関さんに頼まれてサインを書く立場だったそうです。

 イベント終盤には主題歌アーティストのTM NETWORKが登場。『シティーハンター』シリーズではおなじみの「Get Wild」がEDに起用されるだけでなく、新曲「Whatever Comes」がOPに使われることが発表されました。さらに未発表楽曲を含む数曲が作中で使用されています。

 主題歌が決まったときの心境を尋ねられると、小室さんは「OPとED両方ともTM NETWORKでできて最高です。本当に念願でした」とコメント。また、「僕たちにとって「Get Wild」という最大のライバルがEDに控えているので、「Get Wild」に負けず劣らずのOPを作らなきゃ、と思いました」と楽曲制作時の心境を語りました。

『シティーハンター』とは切っても切り離せない「Get Wild」について、声優陣も思い出を披露します。神谷さんは「僕の身体には『Get Wild』がしみこんでおります。本作のリハーサル用映像でも『Get Wild』のイントロが流れてきたとたんに泣きそうになりました」、沢城さんは「吹替えで参加したフランス制作の実写版『シティーハンター』でもEDに使われていたため、聴いた瞬間に『シティーハンターだ!』と実感がわきました」と語りました。

 さらに『Get Wild』ドハマリ世代だという堀内さんは「僕がこれだけ嬉しいのだから、ファンの人たちはどうなっちゃうんだろう。早くお披露目したい気持ちになりました」と喜びいっぱいの面持ち。小室さんが「『Get Wild』を超えた自信がある」と自負しているOPにもぜひ注目してください。

 最後に神谷さんはリョウの声で「9月8日、劇場で会いましょう!」とひと言。会場中が大きな拍手に包まれました。

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』は9月8日(金)に全国ロードショー。シリーズ最終章にふさわしい力作を、映画館で見届けましょう。

※冴羽リョウの「リョウ」は「けものへんに尞」が正しい表記。

『劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)』
9月8日(金) 全国ロードショー
配給:アニプレックス
(C)北条司/コアミックス・「2023 劇場版シティーハンター」制作委員会

(ハシビロコ)

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