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ベジータの「悟飯大好きおじさん」っぷりにホッコリ!『ドラゴンボール超』ファンを唸らせた秀逸演出

マグミクス / 2023年6月17日 9時25分

ベジータの「悟飯大好きおじさん」っぷりにホッコリ!『ドラゴンボール超』ファンを唸らせた秀逸演出

■ベジータの悟飯に対する評価は父親以上!?

 魔人ブウとの壮絶な戦いを終え、平和を取り戻した地球のその後を描いた『ドラゴンボール超』には、原作リスペクトを感じられる演出や、原作を知っているからこそグッとくる「エモい」描写が目白押しです。今回は、往年のファンを唸らせた秀逸なワンシーンに目を向けてみましょう。

●「悟飯大好きおじさん」なベジータ

 続編『ドラゴンボール超』において、たびたび話題に上がるのがベジータのちょっとした一言です。孤高の戦士で仲間と馴れ合うことはなかった彼も、いつしかずいぶん丸くなりました。

 とくに注目を集めていたのは、ベジータがやたらと悟飯を気に掛けるシーン。たとえば「破壊神シャンパ編」で格闘試合のメンバーを選出する時も、ベジータは真っ先に悟飯の名前を口にしていました。しかも「ハッキリ言って潜在能力が一番高いのはあいつだろ」と太鼓判を押し、それ以降も戦いがあるたびに「悟飯は闘えるか?」「なにがなんでも悟飯に出てもらうしかないな」などと発言しています。

 ピッコロに鍛え直してもらった悟飯を前に「よう悟飯 気合いを入れ直したようだな 見違えたぞ」と笑みを浮かべるベジータは、もはや親戚のおじさんにしか見えません。

 思えば原作の頃から、ベジータと悟飯の絡みに心奪われるファンは少なくなかった印象です。「人造人間・セル編」が終わり、大人になった悟飯がカプセルコーポレーションに訪れた際、すれ違いざまにベジータは「カラダがなまっているぞ いくら平和だからといっても訓練はしておけ」と漏らしていました。何気ないシーンではあるものの、当時からベジータが誰よりも悟飯のポテンシャルを認めているのが分かってホッコリします。

 それからすっかり「悟飯大好きおじさん」と化したベジータの姿は、原作を知っている人ほどニヤけてしまうのではないでしょうか。

■屈指の名エピソード「未来トランクス編」の感動シーン

現代悟飯に師匠の面影を見る未来トランクスに注目! 画像は『ドラゴンボール超』未来トランクス編のメインビジュアル (C)バードスタジオ/集英社・フジテレビ・東映アニメーション

●悟飯とトランクスの色褪せない師弟関係に涙…

 アニメ版『ドラゴンボール超』の「未来トランクス編」では、原作ファンなら涙せずにいられない感動的なシーンがありました。

 人造人間17号、18号、セルを倒して平和をつかんだ未来のトランクス。しかし新たな敵が襲来し、彼は再び過去の世界を訪れます。そこでトランクスは、大人になった悟飯との再会を果たしました。大人の悟飯といえば、未来の世界では唯一生き残った戦士で、トランクスにとって師匠にあたる存在です。

 そしてラストシーンでは、過去の世界の悟飯をかつて師匠だった未来の悟飯と重ねて涙を浮かべるトランクスが描かれました。放送当時ネット上には「このラストはエモすぎる。涙腺崩壊」「粋な計らいだなぁ」「制作スタッフのセンスに脱帽」「ドラゴンボールファンからしたら本当に最高のラストだよ!」といった声が続出しており、現在でも「未来トランクス編」は屈指の名エピソードとして語り継がれています。

●悟空×クリリンの絆を再確認

 悟空とクリリンは原作初期からの付き合いで、お互いに信頼を寄せています。そんなふたりの絆を再確認できる場面が、マンガ版のエピソード「銀河パトロール囚人編」に存在することをご存知でしょうか。

 悟空といえば、いつも何かと遅れてやって来るのがお決まりです。「サイヤ人襲来編」でのナッパ・ベジータ戦や「ナメック星編」の時も、みんなより遅れて登場し、ボロボロになったクリリンが「待ってたぞ、悟空」と出迎える……という描写をファンは何度も目にしてきました。

 そしてそれは、銀河最恐の囚人・モロとの対決を描いた「銀河パトロール囚人編」でも変わりません。悟空とベジータが不在の中、地球に「星喰いのモロ」の囚人軍が襲来。悟空たちに代わり、クリリンや天津飯、亀仙人など、地球の戦士たちがそれぞれ対抗し、クリリンは女囚人を相手に戦っていました。

 しかし彼に勝ち目はなく、玉砕覚悟で戦わざるを得ない展開に。今まさに敵が襲いかかろうとしたその時、悟空は相も変わらず遅れてやって来ます。「いつも待たせてすまねぇ クリリン」と……。

そんな初期エピソードに絡めたセルフオマージュには、「やっぱり悟空×クリリンはエモい」「いつも待たせてすまねぇの悟空の振り向き顔が、頼りになるあの笑顔なのがまたイイ!」などと多くの人が心を打たれていました。

 原作を読んでいたからこそ感動できる場面が多い『ドラゴンボール超』。現在連載中の新シリーズも、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』のキャラクターが登場するなど面白い展開が目白押しなので、今後もまだまだ往年のファンを楽しませてくれそうですね。

(ハララ書房)

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