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『ワンピース』には珍しい(?)胸糞エピソード 「SMILE」の失敗作を食べた人は、一生「笑顔」のまま?

マグミクス / 2023年6月18日 11時55分

『ワンピース』には珍しい(?)胸糞エピソード 「SMILE」の失敗作を食べた人は、一生「笑顔」のまま?

■キラーや「えびす町」の人びとは感情と取り戻せるのか?

『ONE PIECE(ワンピース)』では、「漢と漢の勝負」のような気持ちがいいバトルシーンなどが魅力的です。しかし、バトル以外のエピソードでは、読者をやるせない気持ちにさせたストーリーがありました。特に「ワノ国編」で描かれたモヤモヤエピソードには、読者の間でさまざまな声があがっているようです。

「ドレスローザ編」で登場した人造悪魔の実「SMILE(スマイル)」は、シーザー・クラウンが生み出した「悪魔の実」の模造品です。オリジナルの「悪魔の実」同様に超人的な能力を得られる可能性を秘めていますが、約90%の確率で能力を得られず、笑顔以外の感情を失ってしまうという、なんとも恐ろしい副作用がありました。

 そして、「ワノ国編」ではキッド海賊団のキラーと「えびす町」の人びとが「SMILE」の犠牲となったことが明かされました。キラーは、「ワノ国編」で「人斬り鎌ぞう」と名乗っていました。キラー(人斬り鎌ぞう)は顔を包帯でぐるぐる巻きにし、常にひきつった笑みを浮かべていました。

 その笑みは「SMILE」の副作用によるもので、当時四皇だったカイドウに敗北したキッドを守るため、キラーは「SMILE」を口にしたようです。キラーはもともと笑い方にコンプレックスがあり、笑うことしかできなくなってしまったキラーの状況にキッドは強く怒りを露わにしていました。

「えびす町」の住人が「SMILE」を口にしていたと発覚したのは霜月康イエが処刑されたときでした。処刑された康イエ自身も「SMILE」を口にしていたようで、処刑場に笑顔で見守る人がいるという、目を疑う光景が描かれていました。このシーンを見て、やるせない気持ちになった読者も多かったのではないでしょうか。

 ネット上では「最近で一番胸糞だな」「マジかよ、これは可哀想すぎる」「ダメだ、今回の話はつらすぎる……。」などのコメントが多く寄せられていました。

  最終章突入後もキラーと「えびす町」の住人は「SMILE」の副作用に苦しめられています。「SMILE」を食べた人びとはこの枷(かせ)を一生背負ったまま生きなければならないのでしょうか。今後のストーリーについて、読者からは3つの展開が予想されているようです。

 ひとつ目は麦わらの一味のトニートニー・チョッパーと、ハートの海賊団のトラファルガー・ローが共同で治療法を確立する展開ですふたりとも「ワノ国」で「SMILE」の副作用を見ているため、状況もよく理解しているはずです。チョッパーの医学知識とローの「オペオペの実」の能力で、「SMILE」の治療法を突き止めることに期待する声があがっていました。

 ふたつ目は「ワノ国の桜」が「SMILE」に対する特効薬になるという考察です。「冬島編」のなかで、チョッパーの恩人・ヒルルクが、万能薬として「桜」を作ろうとしていました。「ワノ国」の桜が副作用の治癒につながると予想する人も少なくないようです。

 3つ目は「Dr.ベガパンクが治す」という考察です。Dr.ベガパンクは「SMILE」のもととなる血統因子を解明しており、「人造悪魔の実」についても見識が深いです。そのため、ネット上では「Dr.ベガパンクが治す」説を推す声が一番多いようです。

 最終章が始まってしばらく経ちますが、いまだに「SMILE」に関するモヤモヤは残されたままです。今後のエピソードで、読者たちのやるせない気持ちを良い方向へもっていってくれるのではと、期待が高まります。

(LUIS FIELD)

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