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「お色気描写」にドキドキが止まらなかった90年代マンガ・3選 少年の性癖をゆがませた?

マグミクス / 2023年6月19日 20時10分

「お色気描写」にドキドキが止まらなかった90年代マンガ・3選 少年の性癖をゆがませた?

■思春期のマンガ少年にとってはたまらない?

 少年マンガといえば、主人公の成長や強敵とのバトルが醍醐味ですが、それだけではありません。ときおり訪れる魅力的なキャラによるお色気シーンは、思春期男子をドキドキとさせるものです。とくにマンガ雑誌が発行部数を大きく伸ばしていた90年代は、ネットが今ほど普及していなかったこともあり、お色気描写のあるマンガは、男の子にとって数少ないドキドキを与えてくれるコンテンツのひとつでした。

 90年代のマンガは、どのようなお色気描写で少年の心を鷲づかみにしてきたのでしょうか。

 最初に紹介する『GTO』は、藤沢とおるさんが1997年より「週刊少年マガジン」で連載開始し、実写ドラマ化もされた作品です。元湘南の暴走族である主人公の鬼塚英吉が、教師として着任した学校の問題を型破りな方法で解決していく物語です。大人からの性被害や、同級生によるイジメといった当時の社会問題を多く扱っていたことでも話題を集めました。

 そんな本作のお色気描写はというと、ブラジャーやパンチラシーンなどリアルなタッチで描かれ、読者の想像力をかきたてるものでした。「川島・山内のマンガ沼」(読売テレビ)第21回放送では、お笑い芸人の麒麟・川島明さんが、『GTO』について「性癖を決められたマンガ」と語っているほどです。

 SNSでは「GTOやたらとエロかった記憶がある」「アングラっぽい雰囲気の方がエロく感じた」などのコメントが寄せられています。一方で「当時はエロさに抵抗があったけど大人になってみるとセンスの高さに驚いた」といった声も。『GTO』はお色気描写だけではなく、センスある描写も含めて今なお支持されているようです。

■恋愛バイブルとして読んでいた人が多かった?

連載終了から25年の時を経て、実写ドラマ化もされた『電影少女』。「電影少女 -VIDEO GIRL AI 2018- DVD BOX」(Sony Music Marketing inc. )

 90年代でお色気描写が印象的だった作品として、桂正和さんによるSF恋愛マンガ『電影少女』をあげる人も多いのではないでしょうか。本格的な恋愛マンガの要素もあった本作は、恋に悩む男子高校生が主人公で、登場するキャラクターの心理描写も丁寧に描かれており、お色気描写だけではない魅力がありました。

 下着のシワまでリアルに表現していたことが特徴的で、作者の桂正和さんの名前を取って「正和ジワ」と言われるほど熱烈な支持を集めていました。SNSでも「パンツとお尻の描写が素晴らしかった」「自分は電影少女でエロを学んだ年代」などの根強い人気を伺わせます。またお色気描写だけではなく「毎回ドキドキしながら見ていたけどストーリー展開も面白かった」という意見もあり、純粋に恋愛マンガとして評価する読者も多いようです。

 最後に、恋愛に慣れていない中高生を熱中させた作品が、1991年から「週刊少年マガジン」で連載された『BOYS BE…』(原作:イタバシマサヒロ、作画:玉越博幸)です。ヘタレな思春期男子が、好きになった女子と仲良くなっていく姿を描いた恋愛オムニバスです。

 甘酸っぱいエピソードやハッピーエンドな結末が多く好評を得ていました。SNSでは「当時はボーイズビーをエロマンガと思って読んでいた」「ボーイズビーを読んでいただけでエロ扱いされていた時代だった」などの当時を懐かしく振り返るコメントが見られます。

 今ほどお色気コンテンツに手軽に触れられなかった90年代、マンガのセクシーな描写は多くの読者に強烈な印象を与えました。改めて読んでみると当時の「ドキドキ」が蘇ってくるかもしれません。

(LUIS FIELD)

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