【漫画】朝の日課はコンビニ店員さんとのあいさつ ある日、旅行土産を渡そうとしたら？【作者インタビュー】

■「偶然」すぎる出来事に「心あたたまる」

　コンビニで起きたうれしい偶然を描いたマンガ「コンビニのおばちゃん」が、Instagramで3300以上のいいねを集めて話題となっています。

　毎朝、コンビニの店員のおばちゃんと短い会話をすることが日課になっている女性。ある日、旅行のお土産をそのおばちゃんに渡したところ……。読者からは「素敵な話！」「うれしすぎる偶然ですね」「ほっこりしました！」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramやマンガサイトでマンガを発表している、漫画家の中山少年さん（@nakayama_syonen）です。TV番組「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ！」（テレビ東京）にも出演されています。中山少年さんに、作品についてのお話を聞きました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　フォロワーさんから、Instagramのメッセージで今回のマンガのエピソードを送っていただいたのですが、店員のおばちゃんとの素敵な関係性と、ものすごい偶然のエピソードに心をつかまれました。「このエピソードは、人の気持ちを明るく前向きにしてくれるのではないか」と思って、マンガにしてみました。

ーーこの女性は、コンビニに通いはじめてからすぐにそのおばちゃんと会話をするようになったのでしょうか？

　初めてレジ対応してもらったときから、何気ないひと言の会話や、気持ちの良いあいさつをしてくれて、好印象だったようです。なのでこの女性もすぐに心を開いたのだとか。やはり第一印象は大切だなぁと思いました。

ーーこのエピソードを聞いたときの中山少年さんの心境を教えて下さい。

　僕がよく行く近所のコンビニにいる、フレンドリーなおばちゃん店員さんが自然と思い浮かんで来ました。もしかしたらその方も、こんな素敵な出来事を経験されているのかもしれないなあ……と思いました。

ーーその店員さんは、どんな方ですか？

　やはりその店員さんも、お客さんに対してフレンドリーです。「いってらっしゃい、頑張ってね！」と励ましの声をかけてくれるので、レジ打ちしてもらったお客さんたちは自然と笑顔になっています。

ーーこのエピソードの後日談があるそうですね。どんな出来事があったのでしょうか？

　今回のマンガがInstagramに発表されたあと、「マンガを印刷しておばちゃん店員さんにプレゼントした」と、このエピソードの女性から教えてもらいました。店員さんはものすごく喜んでくれて、翌日お返しのプレゼントをしてくれたそうです。素敵な関係性を聞けて、とてもうれしくなりました。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「なんて素敵な話」「自分にも元気をくれるコンビニのおばちゃんがいる」といった意見を多くいただき、心に響いたことが伝わって来て、マンガにして良かったなあと思いました。今回のようなうれしい偶然が、いろいろなところで起きたら良いなぁと思っています。

（マグミクス編集部）