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長年「素顔」を隠すキン肉マン フェイスフラッシュを新シリーズで使う日は来るか?

マグミクス / 2023年6月21日 19時5分

長年「素顔」を隠すキン肉マン フェイスフラッシュを新シリーズで使う日は来るか?

■マスクを被っているキン肉マンの素顔には、ありえないパワーがある!?

 累計発行部数が7700万部を超える『キン肉マン』(著:ゆでたまご)は、今も連載が続いている大ヒットマンガで、2023年3月には新作アニメの制作が決定し、ファンの期待が高まっています。そんな『キン肉マン』の作中には、人間の身体能力を超えた「超人」が多数登場し、多くのキャラクターが「マスク」を被っています。主人公のキン肉マンことキン肉スグルも常にマスク姿のため、ファンの間では「見られそうで分からないキン肉マンの素顔」についてたびたび話題になっているようです。

 キン肉マンが常にマスクをしているのは、キン肉王族には「素顔を他人に見られたら自害しなくてはいけない」という、厳しい掟があるためです。そのためキン肉マンの素顔は作中でほとんど描かれておらず、ファンはその本当の顔に長年注目しています。

 厚い唇が特徴のマスクを被るキン肉マンは、作中ではビビンバを治療する場面や、ウォーズマンとの対戦中などに、その素顔が「チラ見え」することがありました。また、『キン肉マン』36巻の表紙では、キン肉マンのマスクが半分ほどめくれています。さらに続編の『キン肉マンII世』においては、キン肉マンが息子のキン肉万太郎に負けて自らマスクを脱ぐシーンもありました。

 このようにキン肉マンの素顔は何度も露わになりかけますが、その素顔が現れると「フェイスフラッシュ」と呼ばれる技が発動され、強烈な光が放たれるためキン肉マンの素顔の全貌を見ることはできません。しかし、うっすらと分かるその顔は、涼しげで端正なイケメンのようにも見えます。ちなみにフェイスフラッシュは眩しいだけでなく、鋼鉄を簡単に曲げる攻撃力があり、さらに淀んだ川をきれいにしたり、最終回(1987年終了の旧シリーズの方)では死んだ超人たちを生き返らせたりする、凄すぎる技です。

 この技は歴代のキン肉大王の叡智が宿った、聖地「筋肉の滝(マッスル・フォール)」に流れる「知恵の水」を浴びた者だけが使えます。スグル以外には、兄のアタル、息子の万太郎も使用可能。また、フェニックスマンのように、過去に秘密裏に「知恵の水」を浴びたことでフェイスフラッシュが使えるキャラもいれば、スグルの父・真弓のように、正統なキン肉星の王位継承者なのに使えないキャラもいます。

 そんな「フェイスフラッシュ」はたびたび登場しましたが、キン肉マンの素顔は見られそうで見られません。1984年35号の「週刊少年ジャンプ」では、「キン肉マン覆面狩りポスター」と銘打った付録が付いていたのですが、実際のポスターにはマスクは取っているものの顔が影になって隠れたキン肉マンが描かれているだけで、素顔は不明のままでした。

 また、2008年11月1日放送のTV番組「堂本光一PRESENTS 死ぬまでに知りたい10の事 知神(しりがみ)さまのギモン評議会」では、プロの法廷画家がキン肉マンの素顔が分かりかけた場面を参考にしながら「キン肉マンの素顔」を描き、それにゆでたまごの原作担当・嶋田先生が手を加えた顔が公開されています。この「素顔(?)イラスト」は今でもネットで話題になっていますが、これが公式というわけでもなく、ファンの間では「ちょっとイケメンすぎるかも」「なぜか範馬刃牙に似てる」「こうであってほしいけど分からない」と議論を呼んでいるようです。

 そして、2011年に「完璧超人始祖編」から始まった『キン肉マン』の新シリーズでは、「フェイスフラッシュ」は使用されなくなりました。キン肉マンの素顔が見られる可能性が下がるなか、ネットでは「フェイスフラッシュはチート過ぎるから使われなくなってもしょうがない」「キン肉マンの素顔は永遠に秘密にした方がロマンがある」というファンもいる一方、「いつかは本当の顔を完全に見てみたい」「フェイスフラッシュはいずれ訪れる新シリーズのクライマックスのここぞという時に使われるのでは」と考える人もいます。果たして、キン肉マンの「素顔」が完全に見られる日は来るのでしょうか。

(LUIS FIELD)

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