組み合わせ無数？ 『DB』の名コンビたち 「長年の友も一時的タッグもアツい」

■やはり初期の名コンビは外せない！

　鳥山明先生の代表作『ドラゴンボール』は、日本のみならず世界中で人気を集めている作品です。作中には様々なキャラクターが登場しますが、『ドラゴンボール』の魅力は「名コンビがたくさんいること」だと、ネットで話題になっていました。

　永遠のライバルかつ名コンビの悟空とベジータを筆頭に、師弟関係の悟飯とピッコロ、ずっと一緒の天津飯とチャオズらのように作中にはさまざまなコンビが登場し、作品を彩っています。今回はネット上で話題になっている、『ドラゴンボール』を語るうえで外すことのできない名コンビを紹介します。

　ネット上で「初期から好き」と支持されるのは、孫悟空とブルマのコンビです。ふたりは第1話で出会い、初期は旅をともにしていました。悟空が育ての親・孫悟飯以外で初めて見た地球人であるブルマは、最も古い付き合いのキャラで、恋愛関係になるわけでもなく、生涯の友としてつかず離れずの関係です。

　ふたりのコミカルなやりとりも人気を博しており、「名コンビといえば悟空とブルマ一択だよな」「なんだかんだ悟空とブルマが旅してたときが、牧歌的で一番好きだった」「ベジータと悟空のコンビも半分は妻・ブルマのおかげ」という声も上がっていました。また、同じく初期から亀仙人のもとで一緒に修行を積んだクリリンとのコンビも、「悟空はいろいろ友達多いけど、やっぱりクリリンとのコンビ最高」「死ぬ間際も悟空の名前を叫ぶクリリンが好き」と人気です。

　またミスター・サタンと魔人ブウの、「実力差」がありすぎる不思議な関係性のコンビも人気があります。なんだかんだでサタンの人間性のおかげで誕生した組合わせで、「サタンとブウのコンビってなんかかわいいよね」「仲良しでほっこりする」「ストーリー面でもかなり重要なふたり」「天下一武道会でブウがわざと負けてあげるのが好き」と、その友情関係を楽しんで見ている人が多くいました。

　もちろん他のコンビの人気も高く、「悟飯とビーデルのコンビは結婚前から好き」といった声のほか、「界王とバブルスくん」「神様とミスターポポ」など、さまざまなキャラのコンビが挙がっています。

　また「カリン様とヤジロベー」のように中盤以降出番の減っていったコンビや、「ブロリーとパラガス」のような劇場版のみにしか登場しないコンビなども人気があります。ブロリーとパラガスは親子であり、パラガスは最期はブロリーに殺されてしまいます。そういった特殊な親子関係が記憶に残ったのかもしれません。

　ちなみに、「一時的なコンビ」としては、『ドラゴンボール超』での、まさかのフリーザと悟空の「共闘」もかなりの支持を集めています。「クリリンのことかー！」でお馴染みの死闘を演じた宿敵同士が、アニメ『ドラゴンボール超』の最終回でまさかのタッグを組み、強敵・ジレンに立ち向かいました（マンガ版ではまた少し違う描かれ方です）。

　お互いをサポートするコンビプレーを繰り出すふたりに、「過去作から追ってきたファンとしては胸がアツくなる」「控えめに言っても最高！」「人造人間17号のサポートもアツい」「ジレンが強すぎた分、最高に爽快な勝ち方」と大きな反響を呼びました。

（マグミクス編集部）