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1話目から「鬱展開」? 大バズりのアニメ 「何個衝撃ぶっこんでくんの?」

マグミクス / 2023年6月28日 12時20分

1話目から「鬱展開」? 大バズりのアニメ 「何個衝撃ぶっこんでくんの?」

■1話目からメインキャラが死亡!続きはどうなる……?

 毎クールたくさんの作品が放送されるアニメにおいて、視聴者を引きつける重要なポイントは、第1話の「つかみ」です。アニメのスタートは、世界観やキャラクターの紹介をするのがよくある展開ですが、なかには鬱展開からはじまり強いインパクトで話題となった作品もありました。

 2023年4月に放送が始まり、大いに話題になったアニメ『【推しの子】』は、第1話から衝撃的な展開を迎えています。同作は芸能界を舞台としたストーリーで、90分の拡大版として始まった第1話では、主人公の産婦人科医ゴローのもとに、いきなりアイドルの星野アイが妊娠した状態で現れました。アイドルがメインの物語、という情報だけで見た人にとってはこれだけで衝撃的ですが、さらにアイのファンで担当医となったゴローが、彼女の出産日に何者かに殺されてしまいます。

 そしてゴローはアイの子供の愛久愛海(通称アクア)、つまり「推しの子」として転生しました。また、ゴローがかつて担当していた病気の少女で、アイのファンだった天王寺さりなも、アクアの双子の妹・瑠美衣(ルビー)として生まれ変わっています。怒涛の展開ながら、これからはアイドルの子として生まれ変わった主人公の人生がコミカルに描かれるのか、と思っていると第1話のラストではアイがストーカーに殺害される衝撃の事態が起こりました。

 主人公のひとりであるアイがいきなり死亡し、アクアはストーカーにアイの自宅の場所を教えたと思われる自分の父親を探して殺すことを決意する、という衝撃の第1話は、大いに話題を呼んでいます。原作でもインパクトのある「アイ死亡シーン」まで一気に放送されたこともあり、SNS上では「1話からガチ鬱展開すぎて泣いた」「何回衝撃展開ぶち込んでくるの」「マンガで読んでたのに、一話に詰め込まれると改めて心痛い」など衝撃を受けた視聴者の声が相次ぎました。

 2012年に放送開始したアニメ『戦姫絶唱シンフォギア』も、第1話で重要人物が死亡する鬱展開から始まっています。放送前のキービジュアルでは、人気ボーカルユニット「ツヴァイウィング」の天羽奏と風鳴翼のふたりの少女がダブル主人公のように描かれていたものの、第1話でいきなり奏が死亡し、主人公は奏が命を賭して救った「ツヴァイウィング」のファンの少女・立花響だったことが判明するのです。

 主人公と思われていたキャラの死亡というまさかのはじまり方をした『戦姫絶唱シンフォギア』ですが、スピード感のある展開と美少女が歌いながらバトルを繰り広げる斬新な設定で人気を獲得し、第5期まで続く作品となりました。2017年にTOKYO MX、BS11でおこなわれた第1期再放送では、「久しぶりに1話見たけど面白い」「いつの間にか毎週楽しみになってた」と、改めて評価されています。

 2015年に放送されたアニメ『がっこうぐらし!』は、かわいい絵柄とまさかのストーリーのギャップで第1話から大きな反響を呼んだ作品です。実写化もされ、その「設定の仕掛け」が有名になりすぎたため、まっさらな状態で見るのはもう難しいかもしれません。

 同作は学校に寝泊まりして生活する「学園生活部」に所属する少女たちの日常を描くストーリーで、事前情報では「日常系」を装う作品でした。第1話では途中まで主人公のゆきを中心とした生活部の明るい学園生活が描かれるものの、「窓ガラスが割れている」「不自然な机のバリケード」など、不穏な描写が散りばめられていました。

 そして第1話の終盤では、ゆきが見ていた平和な学校の様子は彼女の妄想で、実際は「ゾンビ」があふれかえる終末世界だったことが判明します。

「日常系」と思いきやホラージャンルの作品であったことや、かわいらしい絵柄とのギャップにより『がっこうぐらし!』第1話は予備知識なしで見た視聴者に大きなインパクトを与えました。ネット上では放送当時「流れ変わりすぎでしょ……」「日常系だと思ったらバイオハザードだった」など、困惑の声があがっていました。

『がっこうぐらし!』事前情報ではホラー要素は隠され、あくまでほのぼのとしたアニメとして紹介されており、第1話の衝撃展開を盛り上げる仕掛けが施されています。原作マンガはあるものの、徹底した情報管理もあって、多くの人に衝撃を与えました。

 ただ、アニメ版が有名になりすぎたからか、2019年公開の実写版映画の宣伝ではポスタービジュアル、予告編、ネットニュースなどでも特に「サバイバルホラー」であることを隠していません。一度きりしかできない、衝撃的な幕開けだったということでしょう。

(LUIS FIELD)

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