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『推しの子』アイとアクアたち双子の「目の色」は何故違う? 様々な考察白熱

マグミクス / 2023年7月3日 19時25分

『推しの子』アイとアクアたち双子の「目の色」は何故違う? 様々な考察白熱

■血がつながっているのに何故違う?

 TVアニメの最終回が終わったと同時に第2期の放送が発表され、ますます勢いに乗る『【推しの子】』は、2020年4月から「週刊ヤングジャンプ」で原作マンガの連載が始まりました。天才アイドルだった星野アイがストーカーに殺され、元はアイの熱烈なファンで彼女の子供として生まれ変わった双子のアクアとルビーが、母が殺された芸能界の世界で活躍する姿が描かれた物語です。

 そんな『【推しの子】』のアクアとルビー、母・アイは目の色が全員違います。それぞれの名前からアクアだから青色、ルビーだから赤色、アイだから紫色(藍色)の目の色をしている、と思った人が多いのではないでしょうか。特徴的な目のなかの「星」と合わせて、ファンの間では彼女たちの「目」についてさまざまな考察が飛び交っています。今回は3人の目の色が違う理由についてのいくつかの考察を紹介します。

※この記事では、『【推しの子】』のまだアニメ化されてない話題に触れています。原作マンガを未読の方はご注意ください。

 まずは母親・アイの目の色から、アクアとルビーが色を「半分」ずつ受け継いだという考察です。青色と赤色を足すと紫色になることから、母親・アイの目の色(紫色)からそれぞれ受け継いだと考えられている説です。この説通りなら、血が繋がっているのに目の色が違ってもおかしくありません。この考察に納得したファンは多く、Twitter上ではCMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4成分で色を表す色の表現法)を使って証明する猛者まで現われています。

 また、アクアとルビーは母と違って、星が片目にしかないため、「アクアは演技力、ルビーはアイドル性の半分ずつの才能を受け継いでいる」という考察もありました。

 他にも、血が繋がっていても、アクアとルビーは「他人」であるということを表しているという考察もあるようです。アクア(前世:アイの担当医でもあった産婦人科医の雨宮吾郎)とルビー(前世:吾郎が研修医時代に出会った患者・天童寺さりな)にはそれぞれ前世の記憶がある状態のまま、転生してアイの子供となっています。目の色の違いは、身体は血縁関係でも、精神的は別の人生を送ってきた他人の3人という意味を表しているのではないか、と考えられているのです。

 また、恋愛リアリティーショーを経てアクアの恋人となった女優・黒川あかねにも、「目の星」についてさまざまな予想が飛び交っています。あかねはアクアの「好みの女性」だと思って星野アイを徹底的に研修すると、「憑依型」の天才的演技力でアイを再現し、目に星まで宿っていました。

 しかし、アイとアクア・ルビーの目の星のハイライトの色は白色なのに対し、あかねが再現した目の星のハイライトは「黄色」です。また、3人は常に目に星を宿していますが、黒川あかねはアイを演じている時にしか目に星を宿していません。このことから、黒川あかねの目の星は、あくまでも彼女がほぼ完璧にアイを演じられるほどの才能の持ち主、ということを現すための描写だったと考えられます。

 アクアは「目の星」を再現したアカネを見た際、アイと共通する「視線を向けざるを得ない不思議な引力」「カリスマ性」を感じていました。「目の星」は芸能人としての才能や輝きを現すものだと思われますが、「ハイライトの色の違い」で単に才能だけの問題では兄親子3人の特別な星であることを現す演出には、「あかねのは『人工的な星』『人が描いた星』って感じがしてめっちゃよかった」「あくまで真似というのが視覚的にわかる」と、絶賛が集まっています。

 ちなみに、原作マンガでは、アイを妊娠させたのはアクアとそっくりな見た目のカミキヒカルという男(なんとアイの妊娠当時は15歳の中学生)だと目されています。カミキヒカルの目の星の色は「黒」ですが、これは彼の「心の闇」を現した色だと考えられており、復讐に駆られた時のアクアやルビーの目にも「黒い星」が現れていました。さすがにカミキも生まれつき目の星が黒色ではないと思われるため、彼の本来の「目の星の色」にも注目が集まっています。

(LUIS FIELD)

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