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『ワンピース』長年の謎 Dの一族とは何なのか 過去最大の「手がかり」登場?

マグミクス / 2023年7月12日 11時55分

『ワンピース』長年の謎 Dの一族とは何なのか 過去最大の「手がかり」登場?

■Dの名をもつ者たちの正体

『ONE PIECE』では主人公であるモンキー・D・ルフィを筆頭に、ミドルネームに「D」という名をもつキャラクターが出てきます。Dの名をもつ者たちは「Dの意志を継ぐ者」や「神の天敵」などと言われ、物語の重要な鍵を握っています。しかし、その詳細はいまだ不明のままです。しかし、最終章では新たな重要な情報がいくつか明らかになりました。

※この記事は『ONE PIECE』の単行本未収録の内容を含みます。

「Dの一族」を紐解いていく際に、切り離せない存在が天竜人と呼ばれる世界貴族です。天竜人とは、800年前に世界政府を作ったとされる「20人の王の末裔」とされています。

 そんな世界の最高権力をもつ天竜人だったコラソン(ドンキホーテ・ロシナンテ)は、トラファルガー・ローの隠し名「D」を聞いた際に、「神の天敵」と言っていました。また最高権力を有している天竜人の五老星よりも高位の存在である謎の人物・イム様も、1085話で「Dの一族」のことを「かつて我々が敵対した者達の名前」と表現しています。しかしイム様によれば、今現在「D」の名を持つ者は、「己の名の意味も知らぬ『抜け殻』共」だそうです。

 このことから、「Dの一族」は世界政府ができる前の世界で繁栄しており、大きな力を持っていたことがうかがえます。天竜人は「Dの一族」の力や思想を恐れていたようで、一族の詳細は明かされていません。世界政府ができる前の「空白の100年」といわれている消えた歴史と、「Dの一族」が関係しているのではないかと、長年考察されています。

 また、空白の100年では、ある王国と20の王国(後の天竜人となる王たちが統治していた王国)が争っていたことが、Dr.ベガパンクの発言により明らかになりました。ある王国は、世界一の天才科学者と言われているDr.ベガパンクでさえも、再現することができない高度な文明と技術を有しています。当時利用されていた膨大なエネルギーも消滅しており、歴史とともに多くのものが失われています。

 まだまだ謎多き「Dの一族」について、ネット上では「Dの一族は現在の神と呼ばれる天竜人やイム様ではなく、大昔に実在していたルナーリア族の天敵ではないか?」「誰か個人の想いが現在に派生して、Dの一族として受け継がれているのかな」「Dの一族=夜明け(Dawn)の一族だと思う」などといったさまざまな意見が上がっていました。

 オハラのクローバー博士は、バスターコールで死亡する前に「その王国(ある王国)の『存在』と『思想』こそが お前達「世界政府」にとっての脅威なのではないのか!!!」と、おそらくDの一族に関わる「思想」について言及しています。また、かつて海賊王ゴール・D・ロジャーから「Dの意味」を聞いたと思われる白ひげも、頂上戦争で「『血縁』を絶てどあいつらの炎が消えることはねェ…」と発言しており、血縁よりも大事な「意志」のようなものが鍵を握ると思われます。

 そして、『ONE PIECE』1085話では、アラバスタ王国のネフェルタリ家も「Dの一族」だったことが判明し、読者に大きな衝撃を与えました。イム様と五老星を前に、コブラ王が先祖のネフェルタリ・D・リリィ女王が天竜人になることを拒否し、さらに「歴史の本文(ポーネグリフ)」を世界中にばらまいていたことが判明したのです。コブラ王は死亡しましたが、その血を受け継ぐビビはワポルとともに逃走しており、最終章でもかなり重要なポジションになると思われます。

 白ひげは死に際、数百年分の歴史を背負って世界政府に戦いを挑む者が現れることを予言していましたが、その戦いはルフィやこれまで分かっていたDの一族だけでなく、ビビも大きく関わりそうです。イム様から「抜け殻」扱いされていた現在のDの一族がその意味を知った時に何が起きるのか、いずれ描かれると予想される「巨大な戦い」はいつやってくるのか、読者の注目が集まっています。

(マグミクス編集部)

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