1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. 面白ネタ

『セーラームーン』実写版オリジナルの衝撃展開 ヴィーナスが最終決戦前に…?

マグミクス / 2023年7月12日 18時25分

『セーラームーン』実写版オリジナルの衝撃展開 ヴィーナスが最終決戦前に…?

■最終決戦は4人だけ!? セーラー戦士がまさかの離脱

 セーラー戦士たちの最後の戦いを描いた劇場版『美少女戦士セーラームーンCosmos』の前編が2023年6月9日、後編が6月30日に公開されました。『セーラームーン』は連載から30年以上経つ今もなお、根強い人気を誇っています。

 そんな『セーラームーン』の初代アニメ版は、子供向けとは思えないほど「絶望」を感じさせる展開で有名です。1993年に放送された第45話「セーラー戦士死す! 悲壮なる最終戦」では、セーラームーン以外のセーラー戦士が全滅する展開が待ち受けており、日本中の子供たちに大きなショックを与えました。

 しかし、衝撃の大きさでいえば、2003年より放送された特撮TVドラマ『美少女戦士セーラームーン』も負けていません。ストーリーが進むにつれて衝撃的な展開が次々に巻き起こり、当時の視聴者を驚かせていました。今回は、そんな実写版『セーラームーン』の「オリジナル展開」を振り返ります。

 たとえばセーラー戦士のひとり、セーラーヴィーナスこと愛野美奈子(演:小松彩夏)の死には、多くの人が「美奈子ちゃん死んじゃうの!?」と衝撃を受けたのではないでしょうか。美奈子といえば、原作やアニメではアイドルに憧れる陽気な爆走少女で、明るい「おバカキャラ」として描かれていました。

 対して実写版の美奈子はすでにトップアイドルでありながら、病気で余命いくばくもないという、異なる設定が加えられています。性格も冷静で、物語序盤こそなかなかセーラー戦士の輪に溶け込もうとしませんでしたが、共に戦っていくうちに固い友情が築かれていくようになりました。ところが最終決戦を目前にして美奈子の体調が急変し、そのまま戦場に戻ることなく亡くなってしまうのです。

 また実写版の最終話もなかなか衝撃的な内容でした。セーラームーンこと月野うさぎ(演:沢井美優)と、タキシード仮面こと地場衛(演:渋江譲二)の前世、月のプリンセス(プリンセス・セレニティ)と地球の王子(マスター・エンディミオン)の恋は、かつて星を滅ぼしています。そのため、うさぎたちは同じ過ちを繰り返さないと心に決めて戦ってきました。しかし最終話で衛(エンディミオン)を自らの手で倒したことで、ショックから我を失ったうさぎのなかのプリンセスの人格は世界を滅ぼしてしまいます。

 ただ、物語はこれで終わりではありません。その後、うさぎは自身の命を犠牲にすることで、世界を再構築するのです。新たな世界では美奈子の病死もなかったことになり、ふたたび平和な世界が訪れました。そして負の感情から解き放たれたプリンセスによってうさぎも無事復活し、最終的にはハッピーエンドを迎えています。

 ちなみにドラマ版は終盤の展開以外にも、セーラーマーキュリーこと水野亜美(演:浜千咲※現在は泉里香)が闇落ちして「ダークマーキュリー」と化したり、猫のルナが幻の銀水晶の力によって「セーラールナ」(演:小池里奈)に変身したりと、オリジナルエピソードが目白押しでした。『セーラームーン』はアニメだけでなく、実写版でもさまざまな伝説を残しています。

(ハララ書房)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください