『ワンピース』最終章でファンが見たい「感動の再会」シーン3選 実現は確実か？

■ファンが望む感動の再会シーン

　最終章に突入した『ONE PIECE』には、1000を超えるキャラクターたちが登場しており、ファンが「再会」シーンを楽しみにしている人気キャラ同士の組み合わせもいくつかあります。今回は、最終章でありそう、ぜひとも見たい、とファンの間で期待されている「感動の再会」を紹介します。

※この記事では『ONE PIECE』単行本未収録の内容を含みます。

　赤髪のシャンクスが率いる赤髪海賊団は、ルフィに大きな影響を与えた海賊たちです。シャンクスはルフィが海王類に襲われたところを助けた命の恩人であり、ルフィにトレードマークとなる麦わら帽子を預けました。

　25年以上経ってもまだ再会する場面は描かれていないのですが、「立派な海賊になって麦わら帽子を返しに来い」というふたりが交わした約束もあり、再会は確実視されています。さらに赤髪海賊団にはウソップの父親であるヤソップもいるため、ルフィとシャンクスが再会する時には親子の感動の再会シーンも見ることができそうです。

　また偉大なる航路（グランドライン）の入り口には、50年以上前に再会することを約束した海賊団を待っているアイランドクジラのラブーンがいます。その海賊団とは、当時ブルック（普通の人間だった頃）が所属していたルンバー海賊団でした。

　海賊団に懐いていたラブーンはまだ幼く、危険な航海に連れていくことはできません。そのため海賊団は世界を一周して戻ってくると約束してラブーンと別れるものの、のちに「ヨミヨミの実」で復活したブルックを除いて壊滅してしまった経緯があります。

　時を経てブルックが麦わらの一味に仲間入りする際、ラブーンが元気に生きていると知ったブルックが号泣する場面は感動シーンとしてもお馴染みです。そのためネット上には「冒険を終えたブルックが、ラブーンに会いに行くエピソード絶対見たい」「最終章でレッドラインを壊す役割としてラブーンやクジラの群れがやってきて、そのタイミングでブルックと再会するんじゃないか」「ラブーンと再会できたらブルック嗚咽するほど泣きそう」など、彼らの再会を望む多くの声が上がっていました。

　また、サウロとロビンの再会を望む声も熱く支持されています。かつて、バスターコールによってニコ・ロビンの故郷オハラは壊滅し、母のニコ・オルビアを始め歴史学者たちは死亡して、ロビンは世界政府から追われる人生を送ることになりました。その当時、ロビンを逃すために戦ったのが、海軍中将を務めていた巨人族のハグワール・D・サウロです。

　サウロは親友だったクザンにより氷漬けにされましたが、最終章でベガパンクから彼が身を潜めて生きていることが示唆されました。ネット上では「サウロが生きてるって知ったロビンの表情が子供のようで泣ける」「このふたりが再会したら間違いなく号泣するわ」といった声が上がっています。

　その他、「一度は師弟関係になったゾロとミホークが、再度宿敵として再会して戦ったら激アツ」「多分ビビと麦わらの一味の合流はありそうだよね」「敵だったけど、ペローナはモリアと再会させてあげたい」といろんな組み合わせが予想されていました。また、「再会してほしいけど無理かも」と不安視されているのが、初期に友情を結んだサンジとギンです。

　まだ海上レストラン・バラティエで働いていた頃のサンジは、餓死寸前だったクリーク海賊団の戦闘総隊長・ギンに料理を振舞います。その後、クリーク海賊団員として一度は敵対するも恩義を忘れなかったギンは、毒ガス弾「M・H・5」を受けながらもサンジに「グランドラインでの再会」を誓い、去っていきました。

　その後、20年以上ギンの再登場はなく、消息も不明のため「グランドライン以降のインフレが凄すぎてギンを出す余地がないのかも」「覆面キャラ出てくるとギンだと思うクセが付いちゃった」「なんとか出して欲しいけど、あんまり重要なポジションにはなれないかな」「死んでいないことだけ明かして欲しい」と、期待しながらも半ば諦めているファンもいました。果たしてギンおよびクリーク海賊団はグランドラインには入れているのか、最終章でサンジとの再会はできるのか、注目が集まっています。

（マグミクス編集部）