【漫画】次男のかわいさに妄想が止まらない母 「尊い」越えの感情に共感集まる【作者インタビュー】

■悶えるほどのかわいさに「保存したい！」と思い始める

　息子のかわいさを保存したいと思ったことを描いたマンガ「かわいさの長期保存」が、Instagramで2800以上のいいねを集めて話題となっています。

　息子にキラキラした笑顔を向けられて、「このかわいさをずっととっておきたい！」と思った母。息子が成長してからも、いまのかわいさを堪能できる方法を妄想して……。読者からは「分かります」「後のお楽しみにしたいですよね」などの声があがっています。

　このマンガを描いたのは、Instagramやブログ「きのこの子家のじゆうちょう」などでマンガを発表している、ブロガーのきのこの子さんです。きのこの子さんに、作品についてのお話を聞きました。

ーーマンガを描き始めたのは、いつ頃からでしょうか？

　長男が0歳の頃、育児記録として描き始めました。

ーー今回のマンガを描いたきっかけを教えて下さい。

　次男のかわいさを見るたびに「もったいない」ような気持ちになることが以前から多々ありましたが、うまく言葉で表現できずにいました。しかし、「缶詰にできればいいのに」とひらめいたとき、この気持ちをうまく表現できた気がしたのです。「これだ！」という表現の発見を、育児仲間と共有したいという思いでマンガにしてみました。

ーー次男くんにほほ笑まれると、どんな気持ちになりますか？

「かわいいー！」と思う気持ちと、「できればこのままの次男でいてほしい」と思う気持ちと、「こんな自分にこんなに素敵な笑顔を向けてくれて、なんだか救われるなあ」と思う気持ちと。「いとしさとせつなさと心強さ」を感じます。

ーーもし次男くんのかわいさを缶詰にできたら、どのようなときに開けてみたいですか？

　マンガにもありますが、次男の思春期に親子でバチバチになってしまったとき、かわいい頃の次男の笑顔で癒やされたいです。ほかにも、仕事でミスをして自己嫌悪を感じているときなどに、缶詰を開けて癒やされたいです。

ーー最近、次男くんを特に「かわいい！」と感じたのは、どのようなときですか？

　一挙手一投足、次男のすべてが本当にかわいいです。ひとつにしぼれませんが、私の顔を見て「ニコッ」とほほ笑んでくれるときはいつも「かわいいなあ」と感じます。

ーー将来、「次男くんにはこんな子に育ってほしい」といった、きのこの子さんの理想や思いはありますか？

　人見知りをあまりせず、まろやかな笑顔が次男の魅力だと思うので、いまと変わらない「ありのままの次男」として育ってほしいです。

ーー作品について、どのような意見が寄せられていますか？

「分かります」「ナイスアイデア」などの共感コメントをたくさんいただきました。また、「そう思えるのは、ふたり目ならではかも」という分析コメントもありました。ひとり目のときは初めての育児でバタバタしていましたし、ひとり目の成長の様子を知っているからこそ生まれる気持ちなのかもしれない、と皆さんのコメントを読んでいて気付かされました。

ーー創作活動で今後、取り組んでいきたいことを教えて下さい。

　最近、「こういう大惨事って、育児中の皆さんが経験しているんだろうな」と感じる出来事が頻発しています。今後、ひとつひとつマンガにしていきたいと考えていますので、投稿した際は「あるある！」と共感していただけたらうれしいです。

（マグミクス編集部）