1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

憶測を生んだ『ウルトラマン』「ホシノ少年」の降板理由 「芸能界引退」してた?

マグミクス / 2023年7月17日 8時25分

憶測を生んだ『ウルトラマン』「ホシノ少年」の降板理由 「芸能界引退」してた?

■突然姿を消した「ホシノ少年」 いったい、その裏に何があったのか?

 初代『ウルトラマン』で、全国の少年少女たちから羨望の眼差しを受け続けた人物がいます。それは科学特捜隊になぜか出入りが許されていた、「ホシノ・イサム少年」に他なりません。彼を演じた津沢彰秀さんは、前作『ウルトラQ』の第12話「鳥を見た」の三郎少年役も演じており、印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

 長官か誰かの息子なのか、はたまたセキュリティがひたすら甘いのかは分かりませんが、気付けば科特隊と一緒になって怪獣を戦い、結構な活躍を見せていました。第3話「科特隊出撃せよ」では、勝手に持ち出したスパイダーショットで怪獣ネロンガの片眼を潰すなどの戦績を収めます。怒るに怒れません。

 さて、そんなホシノ少年はその後も科特隊を助け、第17話「無限へのパスポート」ではハヤタ隊員を手助けした「ご褒美」として、特別隊員として隊員服まで与えられるという厚遇ぶりでした。ところが25話「怪彗星ツイフォン」を最後に、忽然と姿を消すのです。

 その後も子供が鍵を握るエピソードがなんども描かれるのですが、ホシノ少年は不在のままでした。言及されることなく、「降板」してしまったのです。

 当然、なぜいなくなったのか、さまざまな憶測を呼びました。子役ということもあり学業の両立が難しくなった、という見方はまだ優しい方で、「事故」や「不祥事」を連想した人も少なくなかったことでしょう。実際のところは、どうだったのでしょうか。

 結論から言えば「事故」がきっかけでした。しかし、撮影現場で起きたわけではありません。

 この「降板の謎」に関しては、津沢彰秀さん本人が、メディアですでに説明しています。「大人のウルトラマン大図鑑」などの書籍の他、フジ・アキコ隊員役を演じた桜井浩子さんのYouTubeチャンネル「ROCO TALK」にゲスト出演した時の話では、

「撮影休みのお正月に、よみうりランドの人工スキー場で足を骨折してしまう大怪我を負ってしまい、2か月間入院することになる。退院後もしばらくは松葉杖の状態であり、撮影には参加できず、また中学受験も重なり、そのまま芸能活動自体も引退してしまった(要約)」という経緯があったのです。

 なお、動画を観ていただければ分かりますが、現在のホシノ少年こと津沢彰秀さんの容貌はスキンヘッドに髭にメガネと、若干、火野正平さんのようなワイルドな雰囲気でした。それでも、大きく円らな目は間違いなくホシノ少年です。

 どうやらこのホシノ少年の降板は科特隊メンバーにも周知されなかったらしく、「最近、ホシノくんいないね」と現場で話題になっていたとのことでした。

 はたしてホシノ少年の事故がなければ、メフィラス星人と対峙したのはフジ隊員の弟・サトル少年ではなく、ホシノ少年だったのでしょうか。余白を埋めずに想像するのもまた、ファンの楽しみかもしれません。

(片野)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください