『北斗の拳』で「何がしたかったの?」と言われるキャラ 「謎の非道行為」
マグミクス / 2023年7月23日 17時50分
■理解不可能な行動をとったキャラクターといえば?
『北斗の拳』では個性的なキャラクターが多く登場します。重要な役割を持つキャラクターがいる一方で、「一体何のために登場してきたの?」と思ってしまうキャラクターも存在しました。その代表的なひとりとしてよく挙げられるのが、泰山天狼拳の使い手であるリュウガです。
リュウガは何者にも組みせぬ「天狼星」を宿しており、ケンシロウが愛した女性であるユリアの実兄にあたります。そんなリュウガは拳王軍(ラオウを王とする軍団)の将のひとりで、乱世を治める者はラオウだと信じていました。
ラオウのことを「大木」だというリュウガは、伝説を創ろうとするラオウにとって邪魔な存在である者を、「腐った枝」と呼んで排除し続けていました。リュウガの泰山天狼拳は体の一部を抉り取るように傷をつけ、高速すぎる拳のため受けた者が「寒さ」を感じながら絶命するという特徴があります。
一見行動の意図が明確で筋の通ったキャラクターに見えるリュウガですが、ある行動をきっかけに一体何がしたかったのか分からない人物となってしまいました。その行動とは、陰腹を切った上である村の村人たちの虐殺とトキの死の偽装をしたことです。
リュウガの行為を目にしたケンシロウは、当然怒りをあらわにします。しかし、リュウガは実はラオウとケンシロウのどちらが乱世を治めるべき者としてふさわしいのかを見極めるために、ケンシロウの真の力を確かめたかったのです。そのためには、ケンシロウの怒りを引き出して戦う必要がありました。
目的はあったものの。村人の虐殺など非人道的行為をしたリュウガに対して、ネット上では「リュウガだけは本当に意味不明だった」「リュウガって結構好きな方なんだけど、冷静に考えてみると謎キャラすぎる」「ラオウに勝てるわけでもないのに、お前がケンシロウの強さを見極めて何か意味があるのか」「ラオウとケンシロウを比べたい気持ちがなぜ大量虐殺に結びついたの?」「トキを死なせるためだけに出てきたみたい」といった声が上がっていました。
またケンシロウの実力を身をもって確信した後に死んだため、「ユリアの兄という設定が今後どう絡んでくるのかと思ったら死にやがった」「ジュウザの方がちゃんと兄だった」「ユリアがケンシロウを選んだことが間違いじゃなかったと説明するためだけかな」との声もあります。「イケメンでラオウへの忠誠も素敵なのに」「虐殺さえしなければ」「相手に寒気を感じさせる殺人拳という設定は面白いし、もっとバトルを見たかった」と、惜しむ声も多いキャラとなりました。
(マグミクス編集部)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
『北斗の拳』スマートフォン向けゲームアプリ 『北斗の拳 LEGENDS ReVIVE』「南斗六星 殉星のシン」が登場!
PR TIMES / 2024年7月16日 19時15分
-
YouはShock! AKRacingが北斗の拳とコラボでラオウとサウザーの玉座(チェア)を発売!
ASCII.jp / 2024年7月12日 10時0分
-
「ジャンプは印刷悪いから…」北斗の拳作者が暴露「原画で見ると結構いい」と大原画展アピール
まいどなニュース / 2024年7月6日 10時24分
-
「北斗の拳」“わが証明写真に一片の悔いなし” ケンシロウ、ラオウのシール登場! 「終末のワルキューレ」からは釈迦らも
アニメ!アニメ! / 2024年6月26日 12時30分
-
『北斗の拳』『終末のワルキューレ』の証明写真ステッカー新発売!6/25よりゼノンショップにて
PR TIMES / 2024年6月25日 13時30分
ランキング
-
1終電間際、乗客同士のトラブルで車内は「まさに“地獄絵図”」泥酔サラリーマンが限界突破して…
日刊SPA! / 2024年7月22日 8時54分
-
2まるで夜空か海か宇宙。「青」が美しすぎる寒天菓子「空ノムコウ」【実食ルポ&インタビュー】
イエモネ / 2021年5月8日 12時30分
-
3「健診でお馴染み」でも、絶対に"放置NG"の数値 自覚症状がなくても「命に直結する」と心得て
東洋経済オンライン / 2024年7月21日 17時0分
-
412気筒+モーター「EV前夜」のランボルギーニ 6600万円の値札をつけて「レヴエルト」が発売
東洋経済オンライン / 2024年7月22日 12時0分
-
5【マック】ナゲットの持ち方で性格診断できるだと?SNS大盛り上がり「お上品ナゲットタイプだった」「確実に神経質ナゲットタイプ」
東京バーゲンマニア / 2024年7月22日 17時16分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください