【漫画】心霊現象に悩む女性のもとに怪しい霊媒師が登場 写真を見た瞬間に雰囲気が急変して？【作者インタビュー】

■うさん臭い霊媒師だが、予想外のオチに「いい話(泣)」

　夫に先立たれてひとり暮らしをしている女性は、天井や障子に大きな顔のようなものが見えるという心霊現象に悩まされています。悪霊のうめき声に耳を塞いでいると、怪しげな霊媒師が悪霊を祓ってくれました。しかし、玄関に飾ってあった写真立てを見つけると雰囲気が急変して……？

　矢薙さん（@yanaginga）による創作マンガ『人を怖がらせる悪霊を退治する話』がTwitter上で公開されました。意外なストーリー展開が話題を呼び、いいね数は5900件を超えています。読者からは「なにこのいい話」「悪霊と霊媒師の関係が面白い」といった声が寄せられました。

　作者の矢薙さんにお話を聞きました。

ーー本作品が生まれたきっかけを教えてください。

　悪霊マンガは「悪霊の能力からオチを考える」パターンと「オチから逆算して悪霊の能力を考える」パターンがあるのですが、今回は前者のパターンで「迷わせる能力をどう使うか？」という考えからこのオチになりました。

ーーホラー系マンガかと思いきや、心がほっこりする内容で非常に面白かったです。本作品を創作する上で工夫した点などはありますでしょうか？

　基本的に読んだときに不快感が出ないように意識しています。毎回人間と悪霊両方に救いがあるようにするのは大変ではあるのですが、うまく収まったときは満足感があるので描いていて楽しいです。

霊媒師の雰囲気が急変して？（矢薙さん提供）

ーー「夏は怪談で涼しく」といわれていますが、矢薙さんの夏の過ごし方を教えてください。

　極力外に出ず、やり過ごすことです。

ーー今後描いてみたい・挑戦してみたいジャンルなどはおありでしょうか？

　いつかはバトルマンガのようなものも描いてみたいと思っています。

ーーいつも矢薙さんの作品を楽しみにしているファンの方へ、ひと言お願いいたします！

　いつも読んでいただきありがとうございます！　皆様の感想や応援のおかげで頑張れているので、今後ともよろしくお願いいたします！

（マグミクス編集部）