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『ワンピース』巨大な王国と「D」の関係性とは カギを握るのは誰?

マグミクス / 2023年7月31日 11時40分

『ワンピース』巨大な王国と「D」の関係性とは カギを握るのは誰?

■最終章突入と同時に明らかになった衝撃事実とは

 主人公のモンキー・D・ルフィをはじめ、『ONE PIECE(ワンピース)』では名前に「D」の文字が入っているキャラクターが何人か登場します。「D」の名を持つ彼らは「Dの一族」と呼ばれ、かつて「神の天敵」と呼ばれることもあったそうです。しかし、その理由や「D」が意味するものについては、いまだ詳しいことが分かっていません。

 しかし「週刊少年ジャンプ」2023年27号に掲載された第1085話で、これまでの定説をくつがえすかもしれない衝撃的な事実が発覚しました。

※この記事は、『ONE PIECE』第106巻に未収録の内容を含みます。

 およそ900年前の『ONE PIECE』の世界では、あるひとつの「巨大な王国」と20の王国の間で大きな戦いがあったといいます。その戦いに勝利した20の国の王こそが、世界政府を創設し、「聖地マリージョア」で暮らす天竜人の先祖でもあります。20の国のうち、当時ネフェルタリ家だけは地上へ残り、現在の「アラバスタ王国」を治めるようになりました。

 そして1085話では、リリィ女王にも「D」の名が付くことが発覚します。これまで『ONE PIECE』ファンの間では「巨大な王国=Dの王国」とする説が有力視されていました。しかし、20の王国側に「D」がいることが判明し、「巨大な王国=Dの王国」という考察が崩れつつあります。「巨大な王国」と「Dの一族」はまったく関係のない存在だったのでしょうか。

 確かに「D」の名を持つ者のなかには、ルフィやロー以外にもロビンの恩人で巨人族のハグワール・D・サウロがいます。ほかの「Dの一族」と比べて、少し毛色の違うサウロに「Dの一族なのに、種族の違う人物がいるのはなぜか」と疑問を呈するファンも少なくありません。

 世界を支配する最高権力者のイム様は、「D」に関して「かつて我々が敵対した者達の名だ」と発言しています。そして、イム様がリリィ女王の名に「D」が付くことを知った瞬間、リリィの本当の名を告げたコブラは、矢印のような何かで体を貫かれてしまいました。

 ここまで明かされた情報から推測されるのは、「D」は王国や一族のような存在ではないかもしれないこと、そして20の王国と対立していたであろうことです。リリィ女王は戦いの途中で寝返ったか、あるいは、はじめから他の19の国の王たちとは違う立場にあったのかもしれません。

 これはアラバスタの現王・コブラと、五老星やイム様とのやり取りによって明らかにされています。このシーンでコブラは「私達が知ることが出来るのは『空白の100年』以降の文献に書かれた歴史だけだが……」ともらしていました。このことからリリィ王女は、はじめから「巨大な王国」と深いつながりも示唆されています。

 さらに、リリィ女王のミスが原因で「歴史の本文(ポーネグリフ)」が世界中に散らばったことが明らかとなり、やはり空白の100年を解き明かすには「アラバスタ王国」をより深く知る必要がありそうです。

 「Dの一族」が「神の天敵」と呼ばれることもあると先に述べましたが、もし、天竜人となった彼らを神とするならば、「D」が「神の天敵」という構図は成り立ちます。ただ、天竜人以外の「神」と呼ばれた存在も見過ごすことはできません。

「聖地マリージョア」ができるずっと前、その地には「神の国」があったといいます。そこに住んでいた種族こそが、いまだ謎深き「ルナーリア族」でした。読者の間では「神の天敵」の神を「ルナーリア族」と推測する人も少なくありません。

 最終章に突入してしばらく経ちますが、『ONE PIECE』の新たな謎は続々と飛び出しています。これまでに描かれてきた、たくさんの伏線はすべて回収されるのでしょうか。

(ハララ書房)

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